2025年1月20日 更新

妊娠糖尿病じゃないのに血糖値が高値!?糖負荷検査対策と前日・当日の食事の注意点と乗り切り方まとめ

ほとんどの病院で行われている糖負荷検査。妊娠糖尿病の可能性がある妊婦さんを見つけるためのものですが、実は妊娠糖尿病ではないのに血糖値が高値になってしまうケースも…!糖負荷検査を乗り切るための対策や、検査前日・当日の食事の注意点などについてまとめました。

 (405358)

「体重管理は気をつけているのに、なぜか妊娠糖尿病検査の数値が高め...」
「前回の妊娠の時は大丈夫だったのに...」


このように心配になっている方も多いのではないでしょうか。
私も1人目の妊娠の時に高値が出てしまい、とても不安になった経験があります。

実は妊娠糖尿病の検査で高値が出る原因は、ストレスや普段のダイエット習慣など、意外なところにも隠れているんです。

この記事では、妊娠糖尿病検査で高値を出さないための過ごし方のコツをご紹介します。検査のしくみを理解して適切な準備をすれば、余計な不安なく検査に臨むことができます。妊婦健診で必ず行われる糖負荷検査。赤ちゃんとママの健康のために、しっかりと乗り切っていきましょう!

💡あわせて読みたい

妊娠糖尿病って何?

 (405354)

皆さんは、妊娠糖尿病という言葉を耳にしたことがありますか?私も第一子妊娠中に初めて知った時は、とても不安になりました。

妊娠前は糖尿病ではなかった妊婦さんが、妊娠中だけ糖尿病のような状態になってしまうことを指します。妊娠中はホルモンの影響から、血糖値を下げる働きが鈍くなるもの。この働きが過剰に働き過ぎると血糖値が高くなりすぎてしまい、妊娠糖尿病と診断されます。
糖尿病の種類 特徴
通常の糖尿病 継続的な血糖値の上昇します。生涯の管理が必要です。
妊娠糖尿病 妊娠中のみの一時的な血糖値が上昇します。出産後は改善します。

妊娠糖尿病じゃないのに血糖値が高値!?

 (405353)

「妊娠糖尿病の検査で引っかかるかも...」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、妊娠糖尿病ではないのに、一時的に血糖値が高くなってしまうケースは珍しくありません。

通常、妊娠糖尿病の検査では、甘いサイダーを飲んで1時間後に血糖値を測る糖負荷検査を行います。この際、空腹時血糖92mg/dL以上、1時間値180mg/dL以上、2時間値153mg/dL以上のいずれか1点以上を満たした場合に診断されます。しかし、この検査で、妊娠糖尿病ではないのに異常な血糖値が出てしまうケースがあるのです。

それは、検査以前から糖質制限をしている場合!妊娠中に糖質制限をしている妊婦さんは少ないことから、この情報はあまり知られていないようです。糖質の摂取が少ないと、久しぶりに糖質を摂取した時に体がびっくりして血糖値が高くなりすぎてしまうのですね。

糖質制限を行っている妊婦さん向けの対策としては、検査の3~4日前から毎日糖質を150g以上摂取することで異常値は出なくなりますので、もし当てはまる方は気を付けてみてくださいね!

一時的な血糖値上昇の主な原因

原因 詳細
ストレス ストレスを感じると、交感神経が活発になり、血糖を上昇させてしまいます。
ホルモンの影響 妊娠中は血糖値を下げる働きのあるインスリンが低下することで、血糖値が上昇することがあります。
食事の影響 炭水化物を多く摂取したり、運動不足の状態が続くと血糖値が一時的に上昇しやすくなります。逆に、日々の糖質制限が原因で血糖値が上昇してしまうこともあります。
遺伝的要因や肥満 家族に糖尿病の人がいる場合や、妊娠前から肥満である場合、インスリンの働きが弱まり、血糖値が上がりやすくなります。

糖負荷検査を乗り切りたい!前日・当日の食事はどうしたら良い?

 (405363)

これは、まず通っている産婦人科の医師の指示に従ってください。私の通っている産婦人科では前日も当日も特に食事制限の指示はありませんでした。しかし、病院によって夜何時以降は飲食禁止、などの指示を出されることもあるようです。

妊娠中の大きな関門となる糖負荷検査。検査結果は前日や当日の食事内容に大きく影響されます。実は、私も1人目の妊娠時に高値が出てしまい、再検査を経験しました。その経験を活かして、しっかりと対策をまとめていきましょう。
25 件

この記事のライター

大沢みー 大沢みー

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧