2021年3月22日 更新

妊娠糖尿病じゃないのに血糖値が高値!?糖負荷検査対策と前日・当日の食事の注意点と乗り切り方まとめ

ほとんどの病院で行われている糖負荷検査。妊娠糖尿病の可能性がある妊婦さんを見つけるためのものですが、実は妊娠糖尿病ではないのに血糖値が高値になってしまうケースも…!糖負荷検査を乗り切るための対策や、検査前日・当日の食事の注意点などについてまとめました。

妊娠糖尿病って何?

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妊娠前は糖尿病ではなかった妊婦さんが、妊娠中だけ糖尿病のような状態になってしまうことを指します。妊娠中はホルモンの影響から、血糖値を下げる働きが鈍くなるもの。この働きが過剰に働き過ぎると血糖値が高くなりすぎてしまい、妊娠糖尿病と診断されます。

妊娠糖尿病じゃないのに血糖値が高値!?

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通常、妊娠糖尿病の検査では甘いサイダーのような水を飲んで1時間後に血糖値を測る糖負荷検査を行います。しかし、この検査で妊娠糖尿病ではないのに異常な血糖値が出てしまうケースがあるのです。
それは、検査以前から糖質制限をしている場合!妊娠中に糖質制限をしている妊婦さんは少ないことから、この情報はあまり知られていないようです。糖質の摂取が少ないと、久しぶりに糖質を摂取した時に体がびっくりして血糖値が高くなりすぎてしまうのですね。

糖質制限を行っている妊婦さん向けの対策としては、検査の3~4日前から毎日糖質を150g以上摂取することで異常値は出なくなりますので、もし当てはまる方は気を付けてみてくださいね!

糖負荷検査を乗り切りたい!前日・当日の食事はどうしたら良い?

これは、まず通っている産婦人科の医師の指示に従ってください。筆者の通っている産婦人科では前日も当日も特に食事制限の指示はありませんでした。しかし、病院によって夜何時以降は飲食禁止、などの指示を出されることもあるようです。
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前日の食事の注意点

特に病院からの指示が出なかった場合でも、前述した理由から前日は糖質をたっぷり含んだ食事を食べることをおすすめします。(ただし、糖質制限を特に行っていない妊婦さんはいつも通りの食事でOKです!)

ちなみに、筆者も糖負荷検査前日は毎食ご飯をたっぷり(1食あたり120g以上)食べ、おやつに果物を食べて糖質を摂取するよう心掛けて臨みました。ただし、甘いお菓子は糖質が多すぎるので食べない方が良いかもしれません。

当日の食事の注意点

こちらは、検査が午前中か午後かによっても違います。また、筆者が調べたところ、どうやら午後の検査の方が血糖値は高く出るケースがあるようです。予約時間に融通が利く場合は、午前中に予約を取る方が良いかもしれません。

午前中に検査の場合、朝ご飯は糖質を含まない軽めの食事(ご飯を抜くなど)がおすすめです。そして、午後から検査の場合、朝ご飯は軽く糖質を食べておき、昼食の糖質は取らないようにするのがベスト。というのも、糖質を食べると血糖値が高くなってしまうので、下がりきるまでに時間がかかって糖負荷検査で引っ掛かりやすくなってしまうようですよ。
ちなみに、筆者は午前中に検診と糖負荷検査の予約を取り、見事検査をクリアしました!ちなみに前日はたっぷりご飯を食べておき、当日の朝ご飯は、検査2時間前にゆで卵と魚肉ソーセージを軽く食べて臨んでいます。
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この記事のライター

大沢みー 大沢みー

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