2021年2月12日 更新

“見える化”で朝のお支度がスムーズに!子どもが自分で行動する力を引き出す方法

子どもにお支度をさせるのは一苦労…と感じているママも多いのではないでしょうか。そんなママのお悩みを解決!少しずつですが、自らお支度ができるようになるポイントがあるのです。

おしたくボードの作成で「まだ終わってないの?」とさようなら

朝のお支度をスムーズに行うアイテムとして、付け加えることをおススメするのは「おしたくボード」の活用です。

朝の準備や園のお支度を子ども自身にさせたい!と考えているママも多いと思います。最初はママが頻繁に声をかけ、子どもの準備を促すことが多いのではないでしょうか。しかし、ママの朝は忙しく、ずっと付き合えるわけではありません。

そこで、子どもの準備を助ける「おしたくボード」をおすすめします。

用意するものは、小さなホワイトボードと両面に文字が書けるマグネットです。 これが用意できれば、ママは「おしたくボードを見てね」と声をかけるのみ!子どもが自ら行動する力を引き出しながら、一人でできるように促していきましょう。

朝の準備の“見える化”は子どもの達成感につながる!

ここで、おしたくボードを活用しているHくんの例を挙げてみましょう。

4歳のHくんとそのお姉ちゃんは、こども園に通っています。お姉ちゃんは朝起きてから洋服の準備や着替え、園への持ち物チェックを自分でしています。保育園に2年間通って習慣化した今は、ママも手がかかりません。

しかしHくんは出発時間までに着替えを終えていない日がほとんどで、直前にママから「まだやってないの?」と言われる日々。そんなHくんの行動を変えたのが、ママの作成した“おしたくボード”でした。

Hくんのおしたくボードには、5個のマグネットが並んでいます。マグネットの表にはやるべき項目、裏には顔の絵が描かれています。できた項目のマグネットをひっくり返すと、ニコニコ顔になります。項目はママと相談して決めました。

おしたくボードの利点は、できたことや次に行うことを子どもが自分で確認できることです。子どもは並行作業は苦手でも、目の前にある1つのことには集中できます。1つ終わったら次の1つを確認できることが助けになるでしょう。ゲーム感覚で達成することで、楽しみながらお支度に取り組みやすくなります。

朝の準備がスムーズになり親子の笑顔が増える ♪

おしたくボードを初めて使用してから習慣ができるまで、ママが時々声をかける必要もあるでしょう。しかし、以前は1つ1つ指示を出していた朝の準備が「おしたくボードで見てね」という声かけだけで子どもの次の行動を促すことができます。

子どもが自分でおしたくボードを確認することで、ママの朝の気がかりが1つ減ることでしょう。そして子どもは自分でできる達成感を喜び、お母さんは子どもの成長に幸せを感じることができます。

是非お支度ボードを作成し「次は何?するんだっけ?」を繰り返してみてください!
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ヒマワリちかちゃん ヒマワリちかちゃん

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