2024年5月20日 更新

ドラム教室を習い事にしたらハマるかも!? 実はピアノよりやる気が出やすい楽器でした!

子ども向けの習い事はたくさんありますが、ドラム教室を選ぶという子はあまり多くないのではないでしょうか。そこで、今回は実際に1年通う息子たちの変化や、メリット・デメリットをご紹介します。

夫の一言で、突然ドラム教室に通うことに…

唐突にドラム教室に通うことを勧めたのは、実は夫。

長男が小学1年生の時、ピアノを弟と一緒に習い始めたものの、すぐにやめてしまった経験がありました。そんな彼を見て、夫は突然「習い事で楽器をやるなら、ドラムなんていいんじゃない?」と提案し、長男がそれに応じた形です。

筆者夫婦は多少音楽経験はあるものの、ドラムの経験は皆無。他の習い事をさせたかった筆者ですが、長男は夫の提案にまんまと乗せられてしまい、ノリノリでドラム教室に通い始めることになりました。

ドラムを習い始めて1年の変化

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正直、ピアノも数ヶ月、ダンスも1年で辞めてしまった長男なので、「またすぐやめてしまうのでは…」という不安がありました。

楽器の中には、音を出すこと自体が難しい楽器もあります。その点、打楽器なら子どもでも音自体は簡単に出せます。

しかしドラムは、複数のドラムやシンバルを同時に使用するので、大人でもなかなか難しい楽器。長男はバスドラムと同時にスネアを打つことに最初苦戦していました。

その後、コツをつかんだのか数ヶ月後に一気に成長!発表会を経てかなり自信がついたようです。(この教室では、内輪だけのドラムの発表会があります)

それまでは自宅でドラムは購入していませんでしたが、本人のやる気をきっかけに購入を決定。それまではダンボールを叩いて練習していたのですが、まさか、ドラムセットの購入に至るほどやる気が出るとは夢にも思っていませんでした。

ドラム教室のメリット

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ドラム教室で一番良いと感じたのは、自分の好きな曲を演奏できることです。

ピアノ教室では、バイエルなど基礎的な練習が多く、現在ピアノに通っている4歳の弟も基礎練習が嫌いです。

一方、ドラムは演奏者のレベルに合わせて難易度を自由に変えることが可能です。同じ曲でも、初心者であればあまり叩かない譜面・上級者であれば叩く音を増やした譜面で演奏すればいいだけなので、どんな腕前でも好きな曲が演奏できます。

長男の通うドラム教室の場合は、難易度や習得すべき技術感に合わせて、先生が譜面を起こしてくれています。そのため、長男もモチベーションを全く落とすことなくドラムを続けられています。そのやる気は、学校から帰ってすぐにドラムに向かう熱心ぶりです。

4歳弟も、そんな兄につられてドラムを始めました。弟はまだまだ破天荒なドラムですが、音は出るのでリズムさえ合えばそれなりになります。

ドラム教室で身に着くこと

ドラム教室で身に着く能力は以下の通りです。
  • 脳に良い効果

  • リズム感覚

  • 自信


ドラムは、認知症の改善にも効果的かもしれないという研究結果があります。

ピアノはよく“両手を同時に動かすため脳に良い”という話を聞きますよね。ドラムも同様に、両手・両足を同時に動かしていくので、右脳と左脳がバランスよく鍛えられるのではないかと考えられます。

また当然リズム感覚も鍛えられますし、いざバンドを組む際も、一番人気のギターよりもなり手が少なく、重宝されるようです。

正直、全くドラムに興味がなかった筆者ですが、教室の主催する発表会で上手な子の演奏を聴くと、「うわ、これはモテるな!」と思うほどかっこよかったです。(笑)

ドラム教室のデメリット

  • 家での練習に気を遣う

  • 耳栓をしないと耳が悪くなるかも

実体験として思いつくデメリットといえば、やはり自主練習が難しいことです。電子ドラムなら音量調節やヘッドホンで練習できるものの、振動そのものが結構うるさいです。

マンション用のドラムなどもあるので、ドラムセットの購入を検討する際は注意が必要です。また、普段の練習は電子ドラムですが、いざ発表する際に本物のドラムを使うとだいぶうるさく感じます。

先生の勧めで息子たちに耳栓を買いましたが、それでも聞こえるぐらいの音量。電子でないドラムを使用する場合は、同時に耳栓購入もおすすめします。
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