乾燥の時期の強い味方！しっかり頼れる加湿器5選

暑さもやわらぎ、やっと少し楽になるかなと思った矢先、これからは一気に乾燥の季節です。空気の乾燥は、私たちの生活にあらゆる影響を及ぼします。

乾燥がもたらす生活への影響

寒くなると、暖房器具をつける日が多くなります。寒い季節は、夏のような暑い季節と比べて空気中の湿度が低く、加えて暖房をつけることによって室温が上がって湿度が下がるため、より一層空気が乾燥してしまいます。では、空気が乾燥すると、どのようなことに影響が出るのでしょうか？

風邪をひきやすくなる

空気が乾燥すると、ウィルスが体内に入りやすくなります。これは、空気が乾燥することによって口や鼻の呼吸器系の粘膜が乾燥し、ウィルス感染に対して身を守ろうとする防御機能が低下してしまうことによるもの。

冬に大流行する、インフルエンザ。これは空気中のウィルスが増えていることももちろん原因なのですが、空気が乾燥していることによって防御機能が低下してしまうことにも問題があります。

子どものことも考えると、対策しておきたいところです。

静電気が発生しやすくなる

空気が乾燥している時は、空気中の水分が少ない状態。このため電気は、空気中の水分を通して逃げることが出来なくなります。行き場を失った電気は私たちの体内へ溜まりやすくなり、金属に触れた際に一気に放電してしまうという仕組み。「バチッ」というあの痛みが怖く、触れる前に何度も躊躇してしまいます･･･。

髪や皮膚トラブルの原因になる

髪の水分量は、11～13％が健康的であるとされています。空気が乾燥している部屋にいると、髪からの吸放湿が大きくなり、それによって髪の水分量が低下。髪がパサついたり、広がりやすくなったりします。当然、肌にも影響が。肌は、水分量が10％を下回るとドライスキンだといわれており、湿疹や痒み、肌荒れの原因になるとされています。化粧品による保湿も大切なのですが、肌が乾燥しにくい空気作りから対策をしていきたいですね！

植物が弱ってしまう

乾燥に強い植物が数多く存在する一方で、乾燥に弱い植物は、一度弱ると元の状態に戻してあげることが難しくなります。
特に乾燥に弱い観葉植物としては、

・カラテア
・エバーフラッシュ
・アジアンタム

などが挙げられます。適切な育て方で、乾燥の季節も元気に保たせてあげましょう。

空気中の適正湿度は何℃？

私たちが暮らしていく上での空気中の適正湿度は、40～60%とされています。インフルエンザウィルスは、湿度を50%以上にすると激減するといわれており、40%～60%の間に湿度を調節することによって、感染の予防に繋がります。

湿度が40％以下はウィルスが蔓延しやすい湿度であり、60％以上になるとダニやカビの発生要因に。濡れタオルを掛けたりお湯を沸かしたりとさまざまな対策をとっていても、窓を開けて換気をすればまた湿度は下がってしまいます。

適正湿度を保ち続けることはなかなか困難なものですよね。適正湿度を一定に保つためには、加湿器を導入することが手早い対策方法と言えるのです。