生まれたばかりの赤ちゃんは身体を守るシステムも未熟。
生まれたての赤ちゃんは未熟な状態で生まれ、約1年かけて急激な成長と発達を遂げていきます。母乳研究結果から、ママの母乳は、未熟な赤ちゃんの成長を助け、病気やアレルギーから守る働きがあることがたくさんわかってきています。
赤ちゃんがママのお腹から出て来て間もなく、ママのおっぱいから「初乳」が分泌されます。この「初乳」には赤ちゃんの身体を守る「免疫成分」が凝縮されているので、特に「初乳」は大切なものなのです。
母乳に多く含まれる「免疫成分」について
母乳に含まれる「免疫成分として」シアル酸・ヌクレオチド・ガングリオシド・リボ核酸・ポリアミンなどがあります。これらの免疫成分が含まれた母乳は、赤ちゃんの未熟な消化管を助け、病気やアレルギーから守る役割があることが研究結果からもわかっています。
赤ちゃんが飲んだ母乳は消化管で分解され吸収されます。病原体やアレルゲンもこの消化管を通過し、侵入してきますので、赤ちゃんを病気やアレルギーから守るにはこの消化管が重要なのです。
赤ちゃんが飲んだ母乳は消化管で分解され吸収されます。病原体やアレルゲンもこの消化管を通過し、侵入してきますので、赤ちゃんを病気やアレルギーから守るにはこの消化管が重要なのです。
赤ちゃんが飲んだ母乳は『小腸』で消化・吸収されます。このとき食べ物とともに病原体やアレルゲンが小腸まで達すると、未熟な赤ちゃんの小腸は病原体やアレルゲンの侵入を防ぐ力が大人に比べて弱いことから、アレルギーや病気を引き起こすことがあります。
ママから貰う免疫成分たっぷりの「母乳」は、赤ちゃんの未熟な小腸を成熟化させて、病気やアレルギーから守るのです。
★赤ちゃんの消化管を成熟化させる大切な母乳成分★
☆シアル酸:細菌やウイルスなどの病原体(病気のもと)が乳児の小腸など消化管細胞に付着する前に、シアル酸が「病気のもと」に結合することで、感染や下痢などから赤ちゃんを守っています。
☆ヌクレオチド:赤ちゃんが栄養分を取り入れる小腸のはたらきを成熟させると考えられています。ヌクレオチドは大人では容易に摂取できる成分ですが、赤ちゃんにとっては要求量も高く摂取しにくい成分です。
1989年第2回目となる全国母乳調査では、この母乳に含まれるシアル酸・ヌクレオチドの研究を進め、1990年(平成2年)「ネオミルクai」の発売に至りました。ビーンスタークでは母乳の感染防御因子シアル酸を配合し、母乳の神秘をかたちにしたのです。
1999年(平成11年)にはガングリオシドを粉ミルクに配合。シアル酸を強化し「ネオミルク すこやか」を発売しました。2003年(平成15年)には母乳のアレルギー防御因子リボ核酸(RNA)を配合した「ビーンスターク すこやか」を発売しています。
アレルギーの発症に関与するT細胞。
私たちの身体は、有害な物質が体に付着したり、体内に侵入すると、バリア機能が作用し、異物が体内に入らないよう守ってくれています。万が一侵入した場合でも、体内では異物をすばやくキャッチするパトロール隊『T細胞』が存在し、この『T細胞』が病原菌やアレルゲンとなる異物と闘ってくれるのです。
また『T細胞』にはいくつかの種類があり、その中でアレルギー予防に関与しているのが「Th1」と「Th2」です。
「Th2」に比重が傾くと、アレルギーを引き起こしやすくなることがわかっていますので、赤ちゃんを病気やアレルギーから守るには『T細胞』のバランスが大切となるのです。
このT細胞のバランスを整える効果がある成分も母乳に含まれていることが見えてきています☆
また『T細胞』にはいくつかの種類があり、その中でアレルギー予防に関与しているのが「Th1」と「Th2」です。
「Th2」に比重が傾くと、アレルギーを引き起こしやすくなることがわかっていますので、赤ちゃんを病気やアレルギーから守るには『T細胞』のバランスが大切となるのです。
このT細胞のバランスを整える効果がある成分も母乳に含まれていることが見えてきています☆