子どもは大人よりも早く水分摂取が必要!でもどうして?
そろそろ汗ばむことが出てきた今日この頃、汗で水分が外に出てしまう分、しっかりと水分補給を心がける必要があります。でも、大人の感覚で子どもの水分補給を考えていると、思った以上に水分が足りていないということもあるそうです。
サニーガーデンこどもクリニック院長で、小児科専門医の首里京子先生は、次のように述べています。
サニーガーデンこどもクリニック院長で、小児科専門医の首里京子先生は、次のように述べています。
「熱中症対策といえば水分補給ですが、子どもの水分補給は特に注意が必要です。なぜなら大人と比べると、子どもは身体の水分調整機能が未熟なため、水分が早く身体の外に出ていってしまうからです。そのため、大人よりも早く水分を摂取する必要があるのです。」
「さらに、子どもにとって水分は、代謝を活発にしたり、体温調整の役割も果たしたりしています。夏本番になる前から、こまめに水分を摂る習慣をつけることが大切です。」
子どもは大人よりも水分補給には注意が必要といえそうですね。
また、環境省の「熱中症環境保健マニュアル 2018」では、子どもの熱中症対策について、次のように述べられています。
また、環境省の「熱中症環境保健マニュアル 2018」では、子どもの熱中症対策について、次のように述べられています。
①熱放散能力の未発達さ
思春期前の子どもは汗腺をはじめとした体温調節能力がまだ十分に発達していないために、高齢者と同様に熱中症のリスクが高くなります。
②水分補給
子どもでものどの渇きが大人と同等に起こるので、スポーツ活動時でも発汗量に見合った水分を補給することができます。そのため、のどの渇きに応じて自由飲水ができるように指導し、その能力を磨くようにしましょう。ただし、多量の発汗を伴うスポーツ活動時には自由飲水に慣れるまでは、状況に応じて水分補給タイムを設けて適切な水分補給を指導するようにしてください。
スポーツや屋外での遊びの最中にも、「水分補給タイム」を設けるルール付けを促すのもよさそうですね。
子どもに水分補給の習慣を身に着けさせよう!
そんな子どもの水分補給、まだ小さいと遊びに夢中だったり、飲むのをいやがったりと、子どもに定期的に水分をとらせるのは、なかなか大変なものですよね。
首里先生は、「水分が足りなくなる前の習慣づけを子どもたち自身で身に付けていってほしい」と話しています。
そこでポイントになるのは、水分補給の習慣化をトレーニングすること!
アサヒ 十六茶が首里先生監修のもとに開発した、親子で一緒に育児世代の新習慣「ゴクトレ」をご紹介します。
首里先生は、「水分が足りなくなる前の習慣づけを子どもたち自身で身に付けていってほしい」と話しています。
そこでポイントになるのは、水分補給の習慣化をトレーニングすること!
アサヒ 十六茶が首里先生監修のもとに開発した、親子で一緒に育児世代の新習慣「ゴクトレ」をご紹介します。
●「ゴクトレ」
via prtimes.jp
●じぶんのコップを決めよう!
おきにいりの
じぶんのコップをきめたら、
おみずをのむのがたのしくなるよ!
●1かいに、2くち~3くち くらいのんでみよう!
いっぱいあそんだひや、
あせをたくさんかいたら、
いつもよりたくさんおみずをのもう!
●のどが渇く前に、ゴックンしよう!
・おはようゴックン!
・おやつとゴックン!
・おひるねまえにゴックン!
・おさんぽゴックン!
・ごはんとゴックン!
・おそとあそびのまえとあとにゴックン!
・おふろのあとにゴックン!
きょうは何回、ゴックンできたかな?