2018年9月23日 更新

突然のけがや事故でも慌てない!【熱中症】の手当てと救急

子どもは思いがけないけがをすることがあります。突然の事故でも冷静に対応と的確な手当てができるようポイントを押さえておきましょう。

子どもは思いがけないけがをすることがあります。突然の事故でも冷静に対応と的確な手当てができるようポイントを押さえておきましょう。今回は【熱中症】編です。

熱中症の応急手当て

①涼しいところへ移動する
木の陰やクーラーの効いた室内へ移動させ、頭と足を高くして寝かせます。衣服を緩めてこもった熱気を逃がし、休ませましょう。
②体を冷やす
水をかけたり、濡れタオルを当てたりして、体をできるだけ冷やします。その後、うちわなどで風を当てて体にこもった熱を下げます。頭・おでこ・首の下・わきの下・足の付け根などに、氷のうや保冷剤を当てて冷やしましょう。
③水分を取らせる
汗をかくと、体から水分だけでなく電解質(カリウムやナトリウムなど)も失われています。小児用スポーツドリンクや薄い食塩水などを飲ませましょう。一度にたくさん飲ませようとせず、少しずつこまめに与えます。意識が朦朧としているときに無理に飲ませると、気管に入ることもあるので注意しましょう。

ここに注意!

急いで救急車を!
□体温が40℃以上ある
□ぐったりとして水分を受けつけない
□痙攣している
□意識がない
病院へ
□吐き気がある
□頭痛がある
□体温が高い
□元気がなく、ぐったりしている
□手足が冷たい
□おしっこが出ない
□顔色が悪い

まとめ

熱中症は屋外だけでなく屋内でも起こることがあります。子どもの場合、数十分のうちに容体が急激に悪化することもあるので、症状の度合いを素早く判断し、水分補給や体を冷やすなど、症状に適した対応をしましょう。
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