2018年9月18日 更新

突然のけがや事故でも慌てない!【骨折】の手当てと救急

子どもは思いがけないけがをすることがあります。突然の事故でも冷静に対応と的確な手当てができるようポイントを押さえておきましょう。

子どもは思いがけないけがをすることがあります。突然の事故でも冷静に対応と的確な手当てができるようポイントを押さえておきましょう。今回は【骨折】編です。

骨折の応急手当て

①出血しているときは止血する
傷がある場合、洗えるようなら流水で傷口を洗い、清潔なガーゼなどで覆って止血します。ただし、骨折部分を無理に動かさないことを優先しましょう。
②患部が動かないようにする
骨折した箇所が動いたり、体重がかかったりすると余計に痛みが出るので、患部に負担がかからないように固定します(添え木以外のもので代用しても〇)。移動できるように応急手当てをしたら、すぐに整形外科を受診しましょう。

ここに注意!

急いで救急車を!
□骨が皮膚を突き破って飛び出している
□意識・呼吸がおかしい
□出血がひどい
□首・腰・背中を痛めた恐れがある
病院へ
□患部が変形している
□患部周辺が不自然に曲がっている
□痛くて動かせない
□患部が腫れ上がり、皮膚が変色している
□力が入れられない、曲げられない

こんな時も骨折かも?

□触ると痛がる箇所がある
□上手く動かせない、曲げられない
□腫れがどんどんひどくなる
□いつまでたっても痛がる


子どもの骨は軟らかいため、ポキっと骨折することはあまりなく、木がしなるようにぐにゃっと曲がる「若木骨折」と呼ばれる骨折が多いといわれています。上記のような場合には骨折の可能性を疑い、早めに病院を受診しましょう。

まとめ

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