2021年9月29日 更新

元幼稚園教諭の視点から伝授!赤ちゃんとのお散歩を楽しむ秘訣とは

赤ちゃんにとって、お散歩が心身ともに発達を促してくれるというのは有名な話ですね。今回は元幼稚園教諭の視点から、赤ちゃんとのお散歩を親子共により充実させた時間とさせる秘訣を伝授します!

たくさん話しかけよう!

まだ言葉を発することができないことはもちろん、話しかけた言葉も理解が難しいと思われる赤ちゃんに対して、話しかけることは必要なのか?と思われる方も多いと思いますが、話しかけることは全く無駄ではなく、むしろとても大切です!

ママやパパが赤ちゃんに向かって言葉を掛けたり様々な表情を見せることで、赤ちゃんとの信頼関係が築かれ、人と関わる楽しさや面白さを自然と身につけていきます。しかし、何を話しかけたら良いのか悩む方もいらっしゃいますよね。どんなお話をしても良いのですが、実際に保育の現場でよく使うものをお伝えしますね。

例えば、天気を見て「今日はお日様が出ているね。眩しいからちょっと日除けをしようか」と声を掛けたり、「雲がもくもくとしているね」「虹が出ていて綺麗だね。雨上がりに見えることもあるんだよ」と毎日の天気を見てお話しするのも良いですね。

街を歩いていると、畑が見えたり、お花が咲いていたり、時にはワンちゃんがお散歩をしていることもあるでしょう。大人から見るとなんら変わりのない光景でも、赤ちゃんには初めての光景です。目の前に見えるものを言葉に変換して伝えるだけでも、意外とたくさんのお話しができますよ!

お散歩に慣れてくると、赤ちゃん自身が外の光景にキョロキョロと目を配り、一層興味を持つようになります。赤ちゃんが興味を持っているものを(目にしているものを)お話ししてあげるのも良いですね。

自然に触れさせよう

皆さんのお散歩ルートにはお花や落ち葉など自然物はありますか?例えば、春は桜の花びら、夏には向日葵、秋には落ち葉やどんぐりなど木の実、冬には霜柱など、実際に赤ちゃんの目の前で見せたり、香りを一緒に楽しんでみたり、実際に触れさせて見るのも良いですね。

番外編 〜ママ・パパが楽しむために〜

せっかくお散歩に行くのならば、ママ・パパも楽しみたいですよね!住んでいる地域によっても楽しみ方は様々だと思いますが、筆者の住む地域は畑や住宅街ばかりでこれといって楽しめるようなものは正直ありません。しかし、ちょっとでも楽しめるように工夫をしていることがあります。

例えば、お散歩ついでに野菜直売所に立ち寄って美味しい野菜を教えてもらったり、おすすめの調理方法を聞いたりして、直売所のおばあちゃん達とのちょっとしたお話をする時間は、日中赤ちゃんと2人きりで過ごす筆者にとって、とても気分転換になる時間です。そして、主婦力もあげさせてもらっています。

また、色々な公園に行ってみては「大きくなったらどこの公園で遊ぼうかな?」と調査をしたり、近隣の保育園や幼稚園の様子を見たりと、お散歩がてら情報収集するのも楽しいです。お散歩は日々のことで、大変なこともたくさんあるかと思いますが、赤ちゃんも自分自身も楽しめるように、色々と工夫してみると良いですね。
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kana kana

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