お散歩で気をつけること
お散歩には親子共にメリットがありますが、いくつか気をつけなくてはいけないところもあります。
日焼けは日光の紫外線で起こります。紫外線をたくさん浴びすぎると、
①シワやシミなどの皮膚老化を早める
②将来、皮膚がんを起こしやすくなる
③目の病気を起こしやすくなる
ということがわかっています。赤ちゃんのうちから、強い日焼けをしすぎないように注意してあげることは、生涯健康で過ごすためにとても大切なことです。
日本小児皮膚科学会ではこのようにコメントをしています。
外に出すと赤ちゃんが喜んだり、よく眠るからといって、過剰に外に出しすぎるのは良くないですね。また、外に出るときに多少工夫をすることで、紫外線から身体を守ることが出来ます。
時間帯を工夫しよう
紫外線が1番強いといわれている午前10時〜14時はなるべく避けるといいですね。しかし、そうはいっても、赤ちゃんはタイミングを見て泣いたり、ぐずってくれるわけではないですよね。この時間帯に外に出る時には、例えば外にいる時間をいつもよりも少し早く切り上げたり、なるべく日陰のお散歩コースを通るなどして調節してみましょう。
帽子や洋服で調節、ベビーカーの日除けをうまく使おう
帽子を被せたり、洋服も肌の露出が少ないものに変えたり、紫外線を反射しやすい白や淡い色の洋服を着用しましょう。黒い洋服は熱も吸収しやすいので避けると良いですね。また、ベビーカーの向きを調節したり、日除けを使ったりと、少しの工夫で多少なりとも避けることが出来るので、赤ちゃんの表情をよく見たり、実際にベビーカーの中に手を入れながら確認をしてみて下さいね。
いざ、お散歩へ!
さて、お散歩に行ってみよう!と出たものの、まだお話をすることのできない赤ちゃんと2人でのお散歩に、ちょっぴり退屈さを感じてしまうこともありませんか?筆者自身も、親になってたくさんの親子と触れ合う中で、”お散歩を楽しめない”という声をよく聞きました。
また、すれ違うママ・パパがベビーカーを引きながら、イヤフォンで音楽を聞いていたり、スマートフォンをいじりながら公園で過ごす…なんて姿もよく見かけます。もちろん、それがダメというわけではありません。
子育てで一息つく間も無く、お散歩での時間が唯一のママ・パパが休息を取れるタイミングなんてこともあるでししょうし、お散歩に出すだけで限界!なんて方もいらっしゃると思います。実際に筆者も、子育てが限界の日はお散歩に出るだけでとっても体力がいりますし、プラスαで“お散歩を充実した時間にしてあげよう”なんて思えないものです。
しかし、もしも「どうやって話しかけたら良いのかわからない」「何を話したら良いのかわからない」「お散歩をもっと充実させてあげたい!」と思っているけど、どうしたら良いかわからない…という方は是非続きをお読み下さい。