コロナウイルスの流行により、健康志向がさらに加速し栄養バランスへの関心が高まっています。また、食の多様化が広がる今、注目を集めているのが多種多様な代替食品です。そこで今回は、気軽に摂取でき、栄養バランスを整えることができる「植物性ミルク」と、その中でも注目され続けているアーモンドミルクの秘められたチカラについてご紹介します。
コロナウイルスで「栄養バランス」への関心高まる!
日本生協連が8月に発表した「新型コロナウイルス感染症についてのアンケート」によると、食生活で気を付けていること・意識していることについて「栄養バランスを心がける」が最多となり、76.2%にまで及びました。コロナウイルスの影響で、食生活から「免疫力を高める」よう心掛けている方が増加しているといった理由その背景として考えられます。
via www.ryutsuu.biz
今話題の「植物性ミルク」!栄養素から見える特徴は?
ミルクといえば牛乳を思い浮かべる方が多いと思いますが、昨今では植物から作られる「植物性ミルク」を目にする機会が多くなりました。豆乳やアーモンドミルクに代表される植物性ミルクは、植物由来のためノンコレステロールで低脂肪、かつ低カロリーなものも多く、健康志向の方から広く注目を集めています。
■血管の健康を維持する「マカダミアミルク」
ナッツの中でもマカダミアナッツにしか含まれていない有効成分、パルミトオレイン酸が摂取できます。血管を丈夫にする作用があり、脳の血管を健康に維持して脳梗塞や認知症の予防にも期待が寄せられています。
■集中力UPが期待できる「ライスミルク」
ライスミルクは、炭水化物、食物繊維、ミネラル、ビタミンBなどがバランスよく含まれているのが特徴。特にビタミンB1と炭水化物はエネルギーを作る重要な栄養素で、仕事や勉強中の集中力や記憶力のアップに効果的です。
■血圧の調整に効果的「ピスタチオミルク」
ピスタチオはナッツの中でカリウムを最も多く含んでいます。カリウムは余分なナトリウムを尿として体外に排出することでむくみを緩和し、血圧を下げ、筋肉や心臓の機能を調整するなどの働きがあります。