エアコンのつけっぱなしに抵抗を感じる人は約半数!~パナソニックが教える真夏の快適なエアコン活用術~
屋内でできる熱中症対策法の一つとして「エアコン」が挙げられましたが、パナソニックの調査によると、暑い日にエアコンをつけっぱなしにすることに対して抵抗を感じる人は約半数(50.4%)にものぼり、その理由としては電気代(82.6%)や、直接風にあたり、冷えすぎる(43.9%)などが挙げられました。
しかし、年を重ねると皮膚の温度センサーの感度が鈍くなり、暑さを感知しにくくなることがあるため、我慢せずにエアコンをつけることが大切です。そこで、そのような悩みを解決する真夏の快適なエアコン活用方法について、パナソニックエアーマイスターの福田風子さんが解説します。
①設定温度を1度上げ、風量を上げることで約10%の節約に!
一般的にエアコンは室内外の温度差が大きいときに運転をオンにすると多くのパワーが必要になるため、一旦室内が適温になると、つけっぱなしでも少ない消費電力量でキープすることができます。
また、冷房の温度を1度上げるだけで、約10%の節約になるともいわれますが、冷やすために使う電力よりも風量を上げるほうが使用量は少なくて済むので、設定温度を下げるよりも風量を上げた方が節約になります。設定温度を1度上げ、風量を上げることで、年間約1,200円以上※節約することができます。
さらに、コロナ禍の影響で窓開け換気をする場合には、外の暑い空気をエアコンに吸わせないようにエアコンから遠い窓を開けることで節約につながります。
※パナソニック製品「CS-F401D2」を使用。電気代27円/kWh での実験
②扇風機やサーキュレーターの活用で直接エアコンの風が当たるのを防ぐ!
扇風機だけでなくエアコンからの風も同じですが、一定部位に当て続けると身体が冷えてしまうのでご注意ください。冷気は比重が重いため、部屋の高いところから低いところに落ちていきま す。
そこで、エアコンの風向きはできるだけ上方向(フラップが天井と水平向き)にするほか、エアコンの下、もしくはエアコンの対面に扇風機やサーキュレーターをセットし、水平もしくはやや床面向きで置くことで、部屋全体の冷気を撹拌するようにして下さい。置く位置は身体に直接風が当たらないことを目安に決めましょう。
【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】
パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 商品センターエアコン商品企画担当
自宅に異なる3機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
■「昨年の熱中症対策に関する実態調査」概要
調査地域:全国
調査期間:2021年6月11日(水)~ 6 月12日(木)
調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
調査対象:全国の20~60代以上男女
有効回答:544名(男性:295名、女性:249名)
調査地域:全国
調査期間:2021年6月11日(水)~ 6 月12日(木)
調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
調査対象:全国の20~60代以上男女
有効回答:544名(男性:295名、女性:249名)