出産が近づくと、からだにいろいろな不快症状が現われます。不快な症状があるとイライラすることが多くなり、ストレスもたまります。妊娠後期のマイナートラブルと対処法についてまとめました。
妊娠後期のマイナートラブル① 頭痛
妊娠するとエストロゲンというホルモンが増加し、血管を拡張するために頭痛が起こりやすくなるといわれています。また、おっぱいが大きくなって重くなるため、肩がこることが増え、頭痛につながることもあります。肩こり解消のストレッチをするのも効果的です。
耐えられないほどの痛みや長時間続く場合は、妊娠高血圧症候群やくも膜下出血の可能性も。すぐに病院を受診しましょう。
耐えられないほどの痛みや長時間続く場合は、妊娠高血圧症候群やくも膜下出血の可能性も。すぐに病院を受診しましょう。
妊娠後期のマイナートラブル② 腰痛
大きなおなかを支えるために背中がそり返った状態になり腰に負担がかかること、リラキシンというホルモンが骨盤の関節をゆるめることでその周囲の筋肉に負担がかかることが原因となって、腰痛が引き起こされます。
背中を真っすぐにして姿勢を正すことを第一として、腹帯やガードルでおなかをしっかり支える、敷き布団をかためにする、などもおすすめの対処法です。
背中を真っすぐにして姿勢を正すことを第一として、腹帯やガードルでおなかをしっかり支える、敷き布団をかためにする、などもおすすめの対処法です。
妊娠後期のマイナートラブル③ むくみ
多くのママが経験する症状で、足のすねを押すとなかなか戻らない、靴下の跡がなかなか消えない状態になります。それほど心配はいりませんが、疲れをためないこと、カリウムが多く含まれた野菜を食べることで緩和されます。
妊娠後期のマイナートラブル④ 胃もたれ
子宮が大きくなり、いつも胃を押し上げられている状態になることから起こります。消化のよいものをよく噛んで食べ、胃の負担を軽くすることが大事です。1回に食べる量を減らし、食事の回数を増やすようにするのもよいでしょう。