2019年8月28日 更新

出産が進まないときは?陣痛を誘発・促進させるために行われる処置

陣痛が始まらないときや、陣痛が弱くて出産が進まないときは、様子を見ながら陣痛を誘発・促進させる処置が行われます。陣痛を誘発・促進させるためにどんな処置が行われるのかをまとめました。

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陣痛が始まらないときや、陣痛が弱くて出産が進まないときは、様子を見ながら陣痛を誘発・促進させる処置が行われます。陣痛を誘発・促進させるためにどんな処置が行われるのかをまとめました。

陣痛促進剤

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陣痛を誘発・促進するときに使われます。破水後に陣痛が始まらないときや、予定日を過ぎても出産の兆しがないとき、出産の途中で陣痛が弱くなってしまったときに、医師や助産師が経過を見ながら進めます。点滴と内服薬がありますが、効き目を見ながら調節できる点滴が主流です。

卵膜剥離

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赤ちゃんを包んでいる卵膜を子宮壁から少しだけ剥がす処置のことです。出産予定日を過ぎてもまだ子宮口がかたい場合、医師が内診時に行います。卵膜を剥がしたときの刺激で陣痛が始まったり、子宮口が開き始めることも。内診後、出血することがあります。

人工破膜

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出産が始まり、子宮口が開いているのに陣痛が弱まり出産がなかなか進まないときは、内診時に赤ちゃんを包んでいる卵膜を破って、人工的に破水させることがあります。破水をすると赤ちゃんの頭が下がり、その刺激で陣痛が強まります。破水後、多くは24時間以内に分娩にいたります。

まとめ

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赤ちゃんとママのからだの様子や、ママの希望を考慮した上で適切な処置が行われます。薬に抵抗や不安があるママは、医師の説明をよく聞いて判断することが大切です。
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