「鼻が何だかムズムズするな…」「風邪ではないはずなんだけれど…」夏が終わるとともに、鼻の不調に悩まされることはありませんか?それは、寒暖差アレルギーかもしれません。鼻の症状は花粉症や風邪であることもありますが、花粉症等との違いも調べてみました。
聞きなれない言葉“寒暖差アレルギー”って何?
夏~秋、冬~春等、「昨日は○℃だったのに、今日は±10℃」等、急な気温の変化も珍しくないこの時期には、アレルギーのような症状が出ることがあります。そんな、激しい気温差で自律神経が乱れ、アレルギー(免疫反応)のような症状が出る場合があります。この際のアレルギーのような症状を、寒暖差アレルギーと呼びます。
夏~秋のこの時期(9~10月)は、鼻の不快症状が目立ちます。具体的な症状としては、
夏~秋のこの時期(9~10月)は、鼻の不快症状が目立ちます。具体的な症状としては、
鼻の粘膜の腫れ、鼻水や鼻詰まり等の症状、咳
などに悩まされる方が多いようです。
寒暖差アレルギーは風邪や花粉症とは違うの?
しかし、多くの方は、鼻や喉に違和感が出始めると、「そろそろ花粉症の季節かな」「風邪をひいたかな」等、耳鼻科的なアレルギー症状や風邪症状を疑うかと思います。気になる場合は受診をして専門家に聞くのが一番ですが、花粉症や風邪症状と寒暖差アレルギーには、一般的には以下のような違いがあります
寒暖差アレルギーの特徴(花粉症・風邪症状と寒暖差アレルギーの違い)
寒暖差アレルギーの特徴(花粉症・風邪症状と寒暖差アレルギーの違い)
・目の充血を伴わない
・風邪の諸症状を伴わない
・寒暖差に気をつけた生活を心がけると症状が和らぐ
・病院でアレルギー検査をしても、検査項目に引っかからない
といったところです。「何か最近鼻の調子が悪いな?」と思ったら、目や体温等鼻以外の部分にも注目してみてくださいね。