2022年12月26日 更新

【雑学】日本とフランスの育児の違いは?現地在住ママがご紹介!

日本とフランスの育児の違いを、現地在住2児のママである筆者が自身の体験談とともに詳しくお伝えします!

筆者は日本生まれの6歳の女の子とフランス生まれの1歳の男の子のママで、現在フランスに住んでいます。
日本とフランスは文化や食生活など違うところがたくさんありますよね。こちらで育児をしていく中でも子どもに対する接し方など、フランス人のやり方に驚いたり関心した事が色々あります。
今回はそんな「日本とフランスの育児についての違い」を筆者目線からご紹介します!

新生児のうちに外出

日本ですと、新生児は疲れやすくまだ免疫も弱いため、なるべく外出は避けるよう指導されますよね。初めてのお出かけは1ヶ月健診、その後近所のお散歩など少しづつ外に出る時間を増やしていくのが一般的かと思います。

フランスでは「え、生まれたて?」と思うほど小さな赤ちゃんがベビーカーに乗っている姿をよく見かけます。実際に娘の幼稚園の送り迎えの際にも、「つい数日前まで妊娠してたよね?」というママがスリングやベビーカーで新生児を連れて来ています。
また、筆者の友人の話ですが、新生児の赤ちゃんとずっと家にいたら、フランス人の義母に「どうして赤ちゃんと一緒に出かけないの?あなた(友人)がストレス溜まらない?」と聞かれびっくりしたと言っていました。日本人は赤ちゃん目線で考えますが、フランス人は親目線なのかなと思います。

もちろんフランスでも助産師の方から長時間の新生児との外出は控えるよう言われましたが、初めの頃は習慣の違いに驚きました。

寝室が別になるのが早い

赤ちゃんが小さいうちはベビーベッドなどに寝かせて、その後は小学生くらいまで「川の字」で寝る…そうされている方が多いのではないでしょうか?

フランスでは、生後すぐは同じ部屋の中にベビーベッドを置いて寝かせる場合もありますが、その後はかなり早い時期から1人で寝る習慣をつけるようになるのが一般的です。筆者のフランス人の友人に聞いても「20時にひとりでベッドに行かせ、朝は6時に自分で起きてくる」と言います。
筆者は娘を日本式で慣れさせてしまったため、幼稚園時「夜は親を待ってなかなか寝ない、そのため朝も起きれない…」と悪循環になっていてフランス式に変えようとしました。
しかし親と寝ることに慣れていた娘は断固拒否!小学生になった現在は一人寝もできるようになりましたが、赤ちゃんのうちからひとりで寝る習慣をつけさせなかったことを後悔しました。

ベビーシッターに預けてデート

「恋人に戻る」時間を作るために子どもの世話をベビーシッターなどに頼み出かけるフランス人。日本人ですと、パパとママが男女の関係のために子どもを預けるのに抵抗があるかなと思います。フランスでは、パパとママが上手くいく=子どもにも良いと考えられているので、確かに納得ですよね!
また、カウンターや電車での席など、日本ですと子どもが真ん中に座っていることが多いと思いますが、フランスでは子どもが端に座っていたり、歩いてる時にパパとママだけが手を繋いでいる姿もよく見かけます。
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この記事のライター

Mei Mei

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