本作の訳者である中川ひろたかさんは、若い頃に保育士をしていた経験があり、保育園や幼稚園の送り迎え事情について次のように語っています。
「入園当初、ならし保育というのがあり、少しずつ園での生活に慣らして行くのですね。でも、それまでおうちで母親とべったりしていたのが、離れなきゃいけないわけで、子どもはそりゃ、泣きます。親も泣きます。でもこれを毎日少しずつ時間を延ばして行って、だんだん平気になってくるのです。やがて保育士にも慣れ、保育園が楽しくなっても、親の顔が見えただけで駆け寄っていくのですね。そんな子どもの姿を見て、保育士なんて所詮・・・、ってな想いにかられます。どんなにしても、親には勝てません。ま、それでいいんですけどね。そうじゃなかったら、逆に問題です。子どもは、やっぱりお迎えを待っているのです。口にこそ出さないけど、待っているのです。だから、お迎えの時は、できる限りの笑顔で、お迎えしてください」
絵本『おむかえパパ』は、子どもにとっても大人にとっても毎日の送り迎えを楽しくさせてくれる本です。
新入園シーズンを前に、子どもが不安な表情を見せてはいませんか?お迎え時に、携帯電話で話しながら子どもをひきとったり、「早く」「急いで!」と怖い顔で子どもを急かしたりしていませんか?送り迎えはママに任せきりにしてませんか?
『おむかえパパ』は、子どもと一緒に読むことで、送り迎えの時間を親子の楽しい思い出の時間に変えてくれる一冊です。
新入園シーズンを前に、子どもが不安な表情を見せてはいませんか?お迎え時に、携帯電話で話しながら子どもをひきとったり、「早く」「急いで!」と怖い顔で子どもを急かしたりしていませんか?送り迎えはママに任せきりにしてませんか?
『おむかえパパ』は、子どもと一緒に読むことで、送り迎えの時間を親子の楽しい思い出の時間に変えてくれる一冊です。
訳:中川ひろたか
1954年埼玉県生まれ。絵本作家。シンガーソングライター。保育士として勤務後、バンド「トラや帽子店」結成。「にじ」「世界中のこどもたちが」「ともだちになるために」など発表。1995年「さつまのおいも」(絵・村上康成 童心社)で絵本作家デビュー。「ないた」(絵・長新太 金の星社 第10回絵本大賞受賞)、「おこる」(絵・長谷川義史 金の星社)ほか作品多数。
1954年埼玉県生まれ。絵本作家。シンガーソングライター。保育士として勤務後、バンド「トラや帽子店」結成。「にじ」「世界中のこどもたちが」「ともだちになるために」など発表。1995年「さつまのおいも」(絵・村上康成 童心社)で絵本作家デビュー。「ないた」(絵・長新太 金の星社 第10回絵本大賞受賞)、「おこる」(絵・長谷川義史 金の星社)ほか作品多数。