株式会社主婦の友社が2017年1月18日に発売したフランス発の絵本『おむかえパパ』が、日本でも送り迎えをするパパが急増しているという背景もあり、発売直後に重版が決定し話題となっています。
アメリカ・メキシコなど世界6カ国で翻訳されて人気を得ている絵本を、日本の男性保育士資格取得者の第一号であり、絵本作家、シンガーソングライターとして活躍する中川ひろたかさんの訳でお届けする、とびきりキュートでちょっぴりキュンとなる物語です。
アメリカ・メキシコなど世界6カ国で翻訳されて人気を得ている絵本を、日本の男性保育士資格取得者の第一号であり、絵本作家、シンガーソングライターとして活躍する中川ひろたかさんの訳でお届けする、とびきりキュートでちょっぴりキュンとなる物語です。
保育園・幼稚園への送り迎えに「週1回以上行く」パパは25.3%
株式会社主婦の友社が調査したアンケートでは、1週間に1回以上送り迎えをしているというパパは4人に1人という結果に。保育園と幼稚園両方に通っている(いた)子についての回答で、回答者の属性としては「幼稚園児」のほうが多い傾向にあったため、「保育園」に限ってアンケートをとると、もっと頻度はあがるかもしれません。
実際に送り迎えを担当しているパパの声を聞いてみると…
実際に送り迎えを担当しているパパの声を聞いてみると…
「娘が2才くらいまで、仕事が始まる前に毎朝、娘を保育園に送りに行っていた。その時間は今振り返ると、僕の中では心和む、かけがえのない時間だったと思う」(8才女子のパパ)
「早朝から仕込みをする朝型の仕事なので、夕方のお迎えは私の担当。娘もそれを当たり前に思っていて、帰宅してからも一緒に遊んでいた。あの時間がなかったら親子の会話はかなり少なかったと思う」(7才女子のパパ)
「ママとだと途中の寄り道や、バイバイのときにグズるなどが多かったようですが、僕が連れていくと、案外スムーズに歩いてくれた」(5才男子のパパ)
といったポジティブなコメントが多く寄せられています。
送り迎えをパパが担当がすることで、父と子のコミュニケーションが広がり、子どもの知らない一面を発見できる機会となるかもしれません。
送り迎えをパパが担当がすることで、父と子のコミュニケーションが広がり、子どもの知らない一面を発見できる機会となるかもしれません。
子どもは安心でき、親は送り迎えの大切さに気づく物語
本作は、「きょうも ぜったい おむかえ きてね」という子どもと約束するパパと子どものやりとりを記した物語。「◯◯したら パパ、おむかえに こられないよね」という子どもの不安に対し、パパはユーモアたっぷりの発想で子どもの不安を取り除いていきます。
何があってもお迎えに行くパパの愛情が伝わる展開となっており、子どもに読み聞かせれば、親と離れる子どもの不安が取り除かれ、親が読めば、どんなに子どもがお迎えを待ちわびているのかが身にしみるストーリーです。
また、フランスらしい絵柄にも注目です。鮮やかな色彩が子どもにはわかりやすく、大人が手にしてもおしゃれでプレゼントにも最適な絵本となっています。
また、フランスらしい絵柄にも注目です。鮮やかな色彩が子どもにはわかりやすく、大人が手にしてもおしゃれでプレゼントにも最適な絵本となっています。