子供が食事中に離席してウロウロすると、ご飯を座って食べて欲しい親からするとついイライラしてしまいますよね。イライラしながら子供に「座りなさい!」と言っても再び離席して、さらにイライラすると言う悪循環に陥ると疲れ果ててしまいます。そんな状況にならないよう、この記事では発達心理学“トリプルPプライマリー”に基づいた対処法をご紹介します。
子供が食事中にウロウロする理由を考える
子供が食事中に離席して、ウロウロするのには理由があります。
例えば、食事中にテレビがついていたり、おもちゃが近くにあったり、親が側にいないなどが考えられます。子供は誘惑に負けやすいので、テレビがついていたら近くで観たくなり、おもちゃが近くにあったら遊びたくなり、ママがそばにいなければ楽しくないので、どこかに遊びに行きたくなります。
そのためまずは”食事に集中しやすい環境を整えることが大切”です。食事の前におもちゃを片付けたり、食事中はテレビを消したり、子供が食べてる間はそばにいたりと、工夫してみてくださいね。
例えば、食事中にテレビがついていたり、おもちゃが近くにあったり、親が側にいないなどが考えられます。子供は誘惑に負けやすいので、テレビがついていたら近くで観たくなり、おもちゃが近くにあったら遊びたくなり、ママがそばにいなければ楽しくないので、どこかに遊びに行きたくなります。
そのためまずは”食事に集中しやすい環境を整えることが大切”です。食事の前におもちゃを片付けたり、食事中はテレビを消したり、子供が食べてる間はそばにいたりと、工夫してみてくださいね。
子供の“できているところ”を探す
食事中に離席するとしても、よく考えてみたら“できているところ”があるはずです。例えば、「最初の5分間はきちんと座って食べている」、「食事の半分までは座って食べている」、「しっかりお箸を使って食べている」、「筋を伸ばして椅子に座って食べている」などです。
親はついつい、子供のできてないところばかりに目が行きがちです。しかし、最初は座って食べることができていて途中から離席してしまっているので、“全てできていないわけではない”のです。我が子の“できているところ”を考えてみるようにしましょう。
親はついつい、子供のできてないところばかりに目が行きがちです。しかし、最初は座って食べることができていて途中から離席してしまっているので、“全てできていないわけではない”のです。我が子の“できているところ”を考えてみるようにしましょう。
子供のできているところを描写的に褒める
子供に身に付けてほしいことを、子供ができている時に“描写的に”褒めます。ただ「すごいね!」と言っても子供は何がすごいのかを理解しにくいので、「○○していて、すごいね!」と、子供ができている様子を見て褒めます。
いくつか例を挙げてみたいと思います。
いくつか例を挙げてみたいと思います。
■最初の5分はきちんと座っている場合
座って食べている時に、「座って食べているね!えらい!」「きちんと座っているね!かっこいい!」などと声をかけます。
■食事の半分までは自分で食べている場合
食事の3分の1の量を食べた時点で、「もうこんなに自分で食べているね!えらい!」「こんなにたくさん自分で食べることができたね!かっこいい!」などと声をかけます。
■座って食べている間はお箸を使って食べている場合
食べている時に、「お箸を使って食べていて、えらいね!」「お箸の使い方がかっこいいね!」などと声をかけます。
座って食べている時に、「座って食べているね!えらい!」「きちんと座っているね!かっこいい!」などと声をかけます。
■食事の半分までは自分で食べている場合
食事の3分の1の量を食べた時点で、「もうこんなに自分で食べているね!えらい!」「こんなにたくさん自分で食べることができたね!かっこいい!」などと声をかけます。
■座って食べている間はお箸を使って食べている場合
食べている時に、「お箸を使って食べていて、えらいね!」「お箸の使い方がかっこいいね!」などと声をかけます。
ポイントは、肯定的な言い方をすることです。その方が子供にはわかりやすいので、「〜しないで」と言う褒め方はおすすめしません。