2020年4月22日 更新

ママはもう読んだ?子どもに教えてあげたい!名作ファンタジー児童文学作品

この時期だからこそ、改めて親子でゆっくり読んでみませんか?世界で長く愛されているファンタジー児童文学作品をご紹介します。

自宅で過ごす時間、どうしてる?

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新型肺炎・コロナウイルスの影響で、長い時間自宅で過ごす事が増えたご家庭も多いはず。お子さんの勉強面や体力面の心配、休校・休園中の過ごし方、色々と模索されているかと思います。

そこで、家庭での過ごし方一つに「読書」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

今回は、世界中で長く愛されている小学校高学年向け~中学・高校生はもちろん、大人が読んでも面白いファンタジー系の児童文学作品をご紹介します。低学年のお子さんには、ママが一緒に読み聞かせてあげてもOK!

・ママも読んだよ!という方
・作品は知っているけど実は読んだことない方
・映像化されているものは見たという方

様々だと思います。ぜひ、この機会にお子さんに勧めてみてはいかがでしょうか?

そして、読んだことのないママも一緒に読んでみませんか?ママやパパの読書姿勢はきっと、お子さんの読書意欲を引き出す手助けになるかもしれません。

また、マタニティママも1冊手にしてみて!お子さんが大きくなった時に「ママも読んで面白かったのよ」とプレゼントしてあげると素敵ですよね。

『モモ』

ドイツの児童文学作家・ミヒャエル・エンデの名作。1974年「ドイツ児童文学賞」作品。全世界で愛されている作品で、日本の書店でも必ず見かける児童書の一つです。

また、ミヒャエル・エンデの奥さんは、彼が発表した「はてしない物語」の翻訳者・佐藤真理子さん。日本に多くの読者を持ちますが、日本と馴染みのある作家さんです。

モモはぼさぼさの巻き毛をした小さな女の子。街外れにある円形劇場の跡地にやってきて住みつくようになります。また、モモには不思議な力があり、人の話を聞くのがとても上手で、豊かな想像力もあります。悩みを解決したり、幸せな気持ちにしてくれるモモは、街の人たちにとって欠かせない存在になっていました。ある日、人々の時間を奪う時間どろぼう「灰色の男たち」が現れて……

小学校高学年向きですが、低学年のお子さんには一緒に読み聞かせてあげると◎子どもの頃に読んだ経験のあるママさんも、ぜひまた読んでみて!きっと大人になってから読むと、また読後感が違うはずですよ。

『ハリー・ポッター』

世界的大ベストセラーになったファンタジー大作。闇の魔法使い・ヴォルデモートと対峙しつつも「生き残った男の子」ハリー・ポッター。彼のホグワーツ魔法魔術学校入学に至る場面から物語が始まります。

「ハリー」「ロン」「ハーマイオニー」の主要キャラクター達をはじめ、登場するキャラクター達が皆、魅力的。どんでん返しの真実を求めて、ハリーと一緒に成長しながら魔法の世界に浸ってみませんか?

児童文学の枠を超え大人にも愛読され、社会現象になりました。シリーズ全7巻。1シリーズでホグワーツ魔法魔術学校で過ごす1年が描かれています。

ダニエル・ラドクリフ主演で全シリーズ映画化され、日本でも「ユニバーサルスタジオジャパン」内にある、圧倒的なスケールとハリー・ポッターの世界観を細部まで再現した、壮大なエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がお馴染みですよね。

映画も見たし、遊びにも出かけたけれど、実はまだ読んでないママさん!この機会にぜひ、お子さんと読んでみてはいかがでしょうか?

『ダレン・シャン』

現代を舞台に、闇社会を生きるバンパイア達の戦いを描いたダークファンタジー。

好奇心旺盛なダレン・シャンは、蜘蛛とサッカーが好きな普通の男の子。バンパイアに憧れるオカルト好きで、少々乱暴な親友のスティーブと共に「シルク・ド・フリーク」を訪れますが、ここで彼らの運命が大きく変わっていくのです。

サーカスの団員のクレプスリーが「バンパイア」だと一目で気づいたスティーブは、手下になりたいと願い出ます。しかし、クレプスリーは彼を「悪魔」と言い放ち認めませんでした。その頃、ダレンはショーで見た毒蜘蛛のマダム・オクタにすっかり魅了されてしまい、好奇心から盗み出してしまいます。

ところが、マダム・オクタがスティーブに噛みついてしまい、彼は生死をさまようことに。スティーブを助ける為に、ダレンはクレプスリーに解毒剤をもらいに行きますが……

「ハリー・ポッター」シリーズ作者、J.Kローリングが激賞した事でも話題となりました。作者であるダレン・シャンが、いとこの為に書き始めたという本作。映画化、漫画化もされました。全12巻と外伝が1巻刊行されています。

『星の王子様』

言わずと知れた、アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリのロングベストセラー作品。本作は様々な出版社から刊行されていますが、講談社青い鳥文庫版はお子さんにも読みやすいように、全てふりがなが振られています!

主人公の「ぼく」は絵描きになることをやめて、飛行士になった経緯から物語は始まります。そして、サハラ砂漠に不時着した「ぼく」は、小惑星からやってきた少年と出会うのです。彼は自分の星を離れた「王子さま」であり、「ぼく」に出会うまで6つの星を巡ってきたことが語られていきます。

200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中の人々に愛されてきました。作者自身、飛行士であり自らの飛行機の不時着体験を元に執筆したと言われています。アニメ化、舞台化もされ、日本でも世代を超えて人気を博している作品。

「心でみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」で有名な本作ですが、様々な体験を通して相手に対する想いが変化していく心情に、親子で寄り添って読みたいですね!
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レオママ レオママ

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