塗り絵にはどんな効果があるの?
単純に塗り絵と言っても実はとても奥が深いもの。そんな塗り絵が子供にとってどんな効果があるのでしょうか?
●手先を鍛えて、脳の発達につながる
スプーンやお箸を使えるようになるためにも、手先の動きを鍛えることはとても大切です。塗り絵を通して手先を動かすことで、手先の動きを鍛え、さらには手から脳へも良い影響があります。手先を鍛えることは子供の脳の発達にも欠かせないことです。大人でも手先を動かすことで脳が若返ると言われていますよね。
●集中力を身につけられる
塗り絵をするとき、子供はとても集中しますよね。「どんな色で塗ろうか」「どこをどう塗ろうか」「はみ出さないように気を付けて塗ろう」など、集中して取り組むことで集中力が鍛えられます。
●自律神経を整える
大人の塗り絵が大流行した時にも、塗り絵にはストレス解消やリラックス効果、自律神経を整える効果があると話題になりました。塗り絵をしている時は無心になり、深いゆったりとした呼吸ができているので、それが自律神経を整えることにつながります。子供にとっても、生活リズムを整えたり、体調を整えたりなど、自律神経をちゃんと整えておくことはとても大切です。
●色彩感覚が豊かになる
最初は色が分からず単色で塗ることも多いかもしれませんが、次第に色を覚えて様々な色を使うことを楽しむようになります。目で色を見たり、色を混ぜたときの変化を見たりすることで、色彩感覚が豊かになります。
●達成感を得ることで自己肯定感が身につく
塗り絵を終えたとき、とても達成感がありますよね。子供も自分なりに一生懸命上手に塗れて、「ママ見て!」と嬉しそうにしている時は達成感を感じ、それが自信につながっていきます。何かをやり遂げるという達成感を多く味わうことは自己肯定感を高めることに役立ちます。また大人になった時に困難なことに出会っても、すぐにくじけないような力を身につけることができます。