2022年1月6日 更新

「できる」「できた」を増やして、子どもの自己肯定感を育てよう!

幼児期から育くみたい、自己肯定感。筆者は自分で「できる」「できた」を増やすことを自己肯定感を育むための1つのアプローチとしています。「できる」「できた」を増やして、自己肯定感を育てる方法をご紹介します。

「できる」「できた」は自己肯定感の大事な芽

大人も子どもも「できる」「できた」という経験は、大きな喜びと自信につながります。筆者も、できなかったことができるようになると、「やった!」と嬉しくて心がウキウキします。そして、これが繰り返されると、“自分に自信を持てる”ようになります。
この「できる」「できた」は、幼いうちからたくさん経験させてあげることが大切です。これらの経験がどんどん増えていくことで、自分に価値を感じられ、自己肯定感につながっていきます。まさに、「できる」「できた」は自己肯定感の大事な大事な芽なのです!
もちろん、いつから経験しても遅いということはありません。「ママが気づいたときから、経験させてあげる」それで大丈夫です。お子さんの自己肯定感の芽を育ててあげませんか?

家庭でできる「できる」「できた」を増やす方法

それではここからは、家庭でできる「できる」「できた」を増やす方法を2つのステップでご紹介します。
①ちょっと頑張れば、一人でできそうなことを探す

まずは、お子さんが“ちょっと頑張れば一人でできそうなこと”をいくつか挙げてみてください。

以下のように、日常生活、運動、学習、いろいろな視点で探してみてください。

・着替え
・顔を洗う
・食事の準備
・ボール蹴り
・ちょうちょ結び
・文字の読み書き

他にもにも色々見つかると思います。お子さんが“ちょっとが頑張れば、一人でできそうなこと”が見つかったら、②のステップに移ります。
②「一人でできるようになるためのサポート」を実践する

「一人でできるようになるためのサポート」は以下の3つの段階があります。

1.ママと一緒に練習する。
2.お子さんは一人で頑張る。ママは見守る。
3.お子さん一人で実践する。


「顔を洗う」を例として、1つずつ説明していきますね。

1.ママと一緒に練習する

この段階では、「ママと一緒に」がポイントです。いきなり一人ではとても難しいので、スモールステップでサポートしていきます。顔に水がかかるのが平気なお子さんでしたら、ママが何度かお手本を示すことで、すぐにクリアできるはずです。

顔に水がかかるのが苦手なお子さんの場合は、少しずつ慣らしていきましょう。1日目は「頬だけ」、2日目は「頬+鼻」のような流れで、一緒に練習すると良いですよ。

2.お子さんは一人で頑張る。ママは見守る。

この段階では、ママは「そばにいながら見守る」役目になります。お子さんが一人で頑張っている様子を見守りましょう。お子さんが一人で顔を洗えたら、「自分で洗えたね。上手に洗えたね!」と、十分褒めてあげてください。ここで一人で難しい場合は、また1の段階に戻って、焦らずサポートしてあげましょう。

3.一人で実践する。

2の段階を丁寧に続けると、お子さんは「自信」をもって、この段階に進めます。この段階では、ママの見守りなしに、お子さん一人に任せ

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この記事のライター

みかん・元特別支援学校の先生ママ みかん・元特別支援学校の先生ママ

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