子どもは1才頃になると、手づかみなどで自分で食べたがったり、ママやパパが食べているものに興味を持つようになります。手づかみで食卓を汚したり、食べるのに時間がかかったりすると大変な部分もありますが、これは“食べる意欲が育っている証拠”でもあります。
離乳食を卒業したら、なるべく家族みんなで食卓を囲む機会を増やしましょう!今回は「親子でおいしくご飯を食べるための調理のポイント」をご紹介します。
離乳食を卒業したら、なるべく家族みんなで食卓を囲む機会を増やしましょう!今回は「親子でおいしくご飯を食べるための調理のポイント」をご紹介します。
①複数の食材を組み合わせる
1~3才の子どもは、体は小さくてもたくさんの栄養補給が必要です。まさに食べ物が血となり肉となっていくので、食材選びは重要です。元気な体をつくるために欠かせないたんぱく質のほか、野菜や海藻、キノコなどをバランスよく組み合わせて、ビタミンやミネラルを補うのも忘れないようにしましょう。
また、旬を意識して鮮度のよいものを選び、油脂や調理油は控えめにします。ハンバーグのたねや上からかけるソースに、少量ずつでも複数の野菜を入れるなどするのもおすすめです。
また、旬を意識して鮮度のよいものを選び、油脂や調理油は控えめにします。ハンバーグのたねや上からかけるソースに、少量ずつでも複数の野菜を入れるなどするのもおすすめです。
②切り方や調理をひと工夫
繊維のあるもの(例:葉野菜や根菜など)や、かたいもの(例:かたまり肉やイカ、タコなど)、弾力のあるもの(例:キノコやこんにゃくなど)は、そのままでは噛む力や消化器官の発達が未熟な1~3才の子どもは、うまく噛めずに吐き出してしまうこともあります。
同じ食材でも部位によっては食べられたり、切り方や調理法によっては食べやすくなるものもあります。子どもの食べる様子に合わせて、もう少し小さく切ったり、柔らかく加熱してあげましょう。
同じ食材でも部位によっては食べられたり、切り方や調理法によっては食べやすくなるものもあります。子どもの食べる様子に合わせて、もう少し小さく切ったり、柔らかく加熱してあげましょう。
③食材の味がわかる程度の薄味に
1~3才は味覚がどんどん発達する時期です。この時期から濃い味に慣れさせてしまうと、野菜や魚、肉などの食べ物が本来持っている自然の味を感じにくくなってしまいます。また、それが将来的に肥満や生活習慣病につながる可能性も…。
大人が味を見て「ちょっと薄いけど、素材のうまみが生きてるな」と感じる程度の薄味を意識しましょう。大人は少し物足りないかもしれませんが、薄味習慣は大人にとってもいいことです。出汁をしっかり効かせたり、ハーブ類や香辛料などの+αで味にメリハリをつけて大人も薄味を楽しみましょう。
大人が味を見て「ちょっと薄いけど、素材のうまみが生きてるな」と感じる程度の薄味を意識しましょう。大人は少し物足りないかもしれませんが、薄味習慣は大人にとってもいいことです。出汁をしっかり効かせたり、ハーブ類や香辛料などの+αで味にメリハリをつけて大人も薄味を楽しみましょう。
まとめ
家族みんなで食卓を囲む機会を増やし、同じごはんを食べることで「一緒だね」「楽しいね」といった幸せな気持ちを共有することができ、家族の絆を深めることにも繋がります。離乳食を卒業したら、家族一緒のごはんを食べましょう!