2019年8月26日 更新

あなたは賛成?反対?『子供がイジメを行ったら親が罰を受ける』アメリカの新法律

日テレ「スッキリ」でも取り上げられたアメリカのイジメに対する新法律。賛否両論あるけれど、イジメをなくすために親ができることとは。

2017年10月1日、アメリカニューヨーク州ノーストナワンダにある町で、イジメに関する新たな法律が施行されました。
この新法律には賛否両論あるものの、日本でも大きな話題となっています。

子供がイジメを行ったら親が受ける罰とは

イジメを行った子供の親に、15日以下の勾留もしくは250ドル(日本円で約2万8000円)以下の罰金が科されるとのことで、『NY Daily News』によるとこの法律は、90日の間に夜会外出禁止令を破ったり、公共の場でイジメ、飲酒などを2回以上行った18歳以下の未成年の親に適用されるそうです。
これは、数年前にウィスコンシン州の町村で採用された法律を参考にしたもので、警察は「イジメの抑制力になっている」とし、実際にイジメを行った子供の親に警告を行うなどすることで、親たちの危機感は高まっているとのこと。

ただ、この危機感は「罰せられるかもしれないから」という親の心理から働いているところもあり、根本からイジメをなくすことに繋がるのか否かについては不安が残りますね。
また、この法律に対して住民からは「子供を思い通りにコントロールすることなんて出来ないと主張する人もいるけれど、それでも責任を取るのが親の務め」と賛成の声が挙がっているようですが、「イジメを行う子供が、家庭で虐げられている場合も多い。親に罰を与えると、その子供がより虐げられることになりそう」「親に迷惑をかけるために、あえてイジメを行う子供も出てくるのでは」といった批判意見も見受けられるようです。

日本でも大きな話題に

この新法律は、10月20日(金)日テレ「スッキリ」でも取り上げられ、番組内でも様々な意見が飛び交っていました。
番組放送後のSNSでの反応を一部紹介します。

賛成派

反対派

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