2025年6月23日 更新

【夏に流行・手足口病】3歳の娘の症状と回復

家族の感染は防ぎたい!感染症「手足口病」にかかった3歳の娘の症状と回復。

小児科で経過受診

その後も熱は出なかったし、食事も普通に取れるようになったので小児科へ。発疹は水疱状ではなく堅い感じになっていました。膝、肘、おしり、背中に少し広まっていました。
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受診の結果、保育園の登園許可がおりましたので、念のため医師に登園許可書を出してもらいました。ただし、症状がおさまった後も、便の中にはウイルスが含まれるそうなので(2~4週間)、トイレの後や、食事の前には特に手洗い・うがいは忘れずに行いました。

感染経路と潜伏期間

手足口病の感染経路は主に3つあります。保育園や幼稚園などの集団生活の場では、特に注意が必要です。

飛沫感染:感染した子どもの咳やくしゃみから出る飛沫を吸い込むことで感染します。これが最も一般的な感染経路です。

接触感染:感染した子どもが触ったおもちゃやタオルなどを介して感染します。小さなお子さんは何でも口に入れたがるので、この経路での感染も多いですね。

糞口感染:感染した子どものおむつ替えの際に、適切な手洗いをしないことで感染することがあります。ウイルスは便の中に長期間排出されるため、症状が治まった後も注意が必要です。

潜伏期間は通常3日から5日程度です。つまり、ウイルスに感染してから症状が現れるまでに、この期間があります。この間も感染力があるため、知らず知らずのうちに他の子どもたちに感染させてしまう可能性があります。

私の娘の場合も、保育園で流行していることを知ってから数日後に症状が現れました。「あの時に感染したのかな」と振り返ってみると、だいたい潜伏期間と一致していたように思います。

手足口病が夏に流行する理由とは?

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手足口病が夏季に流行しやすい理由はいくつかあります。毎年6月~8月にかけて患者数が急増するのは、偶然ではありません。

まず、手足口病を引き起こすウイルスは高温多湿の環境を好む特性があります。日本の夏の気候は、これらのウイルスにとって繁殖しやすい条件が揃っているそうです。

また、夏休み前の保育園や幼稚園では、プールなどの水遊びが増えますよね。このような活動では、子どもたちが密接に接触する機会が多くなり、感染が広がりやすくなります。

さらに、夏場は子どもたちの免疫力が低下しやすい時期でもあります。気温の変化や夏バテなどで体調を崩しやすく、ウイルスに感染しやすい状態になってしまいます。

ただし、最近では季節を問わず発症するケースも増えています。特にコクサッキーウイルスA6による手足口病は、冬場でも流行することがあるので、年間を通じて注意が必要です。

厚生労働省の感染症情報によると、手足口病の患者報告数は例年7月下旬にピークを迎えることが多く、この時期の小児科受診者の中でも大きな割合を占めています。

まとめ

子どもの病気は色々あります。毎回思うことは健康が一番!とは言え...いざという時のかかりつけの病院や緊急時の対応などは日ごろから把握しておきたいものです。

登園許可はおりたものの、本調子ではないはずです。免疫が低下しているときは、他の感染症にかからないように気をつけてあげたい。

どんな感染症も重症化しないための基礎体力、生活習慣にもこころがけましょう!
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moo-chan moo-chan

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