2025年1月10日 更新

寒い冬には「足湯」がおすすめ!正しいやり方や注意点まとめ

冬になると足が冷えて辛くなることはありませんか?辛い冷えをどうにかしたい時は、家で簡単に行える「足湯」がおすすめです。足湯の効果ややり方、注意点などをご紹介します。

足湯とは?

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足湯はお湯をはったバケツや桶に足を入れるだけの、簡単な入浴法です。お風呂を沸かす必要もなく、狭いスペースで簡単に行うことができます。昔から手軽な健康法として知られており、紀元前前から利用されていたのではないかといわれています。足の冷えを解消するだけでなく、体に良いさまざまな効果が期待できます。

足湯の効果

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足湯をすることでどのような効果があるのか、具体的に見ていきましょう。足湯をすることで得られる効果には、主に次のようなものがあります。

・冷え性の緩和
・デトックス効果
・リラックス効果
・免疫機能アップ
・むくみの改善
・不眠の解消
・生理痛の緩和
足湯をすると血行が良くなるので、足だけでなく体全体が温まってきます。体が温まると免疫機能が高まり自律神経も整うため、体の不調が改善されやすくなります。また、血流が良くなることで老廃物が流れやすくなり、デトックス効果やむくみの改善にも役立つのです。

足湯のために準備するもの

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バケツや桶

足湯をするために必須となるのが、少し深さのあるバケツや桶です。くるぶしより少し上までお湯に浸かっていないと効果が出にくいため、それだけの量のお湯が入る容器を用意しましょう。

小さすぎると足を入れた時に窮屈に感じてリラックスできないので、足を入れてもある程度余裕のある大きなものを使うのがおすすめです。

お湯と差し湯

足湯に使うお湯は、38℃〜42℃程度のものを用意するようにしましょう。時間とともにお湯が冷めてきたら、ケトルや保温容器に入れた差し湯で温度を調整します。差し湯の温度が低いとなかなか温度が上がらないので、差し湯には少し熱めのお湯を用意しておくと便利です。

敷物

部屋の中で足湯を行う場合は、床が濡れないように敷物を敷いておきましょう。ただのタオルだとすぐびしょびしょになってしまうので、バスマットなど裏側まで濡れないようなものを敷くのがおすすめです。

タオルと保湿クリーム

足湯が終わった後に足を拭くタオルも、忘れずに用意しておきましょう。また、足湯をした後の足は乾燥しやすいので、水気を拭いたらすぐに保湿が必要となります。足が乾燥する前に保湿できるように、手元にクリームなどを用意しておくと良いでしょう。

ひざ掛け

部屋が寒いと、足湯をしている間に他の場所が冷えてしまうこともあります。体全体が温まってくるまでには時間がかかるので、それまではひざ掛けなどで体を冷やさないようにしましょう。上半身も寒い場合は、膝くらいまである長めの上着をはおっても良いでしょう。

白湯

足湯をしていると汗が出て、体が水分不足になることがあります。脱水いならないためにも、こまめな水分補給が必要です。水分補給には冷たい水よりも、温かい白湯がおすすめです。

温かい白湯であれば、せっかく温まった体の熱を奪わずにすみます。喉が乾くと冷たい水が飲みたくなりますが、体を冷やさないためにもせめて常温の水を飲むようにしましょう。

ハーブやアロマオイル

足湯にハーブを取り入れると、温浴効果と相まって、よりリラックス効果が高まります。それぞれのハーブの特性を生かし、目的別に自分でブレンドするのも◎

★ローズマリー: 冷え性改善、疲労回復に効果的。
★レモングラス: 疲労回復、リフレッシュ効果。
★ユズ: 温感作用、血行促進。
★ジンジャー: 温め効果、代謝アップ。
★ラベンダー: 鎮静作用、リラックス効果。
★ベルガモット: リラックス効果、気分転換。
★マンダリン: リラックス効果、安眠効果。
★イランイラン: リラックス効果、女性ホルモンのバランスを整える。
★サイプレス: 前向きな感情を呼び起こし、むくみ改善。
★ジュニパー: 殺菌、老廃物排出。
★ゼラニウム: 精神安定、ホルモンバランスを整える。
★グレープフルーツ: リフレッシュ効果、むくみ改善。
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足湯のやり方

足湯の一般的な手順は次の通りです。

①バケツや桶にお湯を張る
②椅子に座り、足をくるぶし上までお湯にしっかりと浸ける
③差し湯で温度をキープしながら、15〜20分ほどそのまま足湯を行う
④適宜水分補給をする
⑤終わったら足を拭いて保湿をする
⑥水分をしっかりと摂る

足湯の効果をさらに高めたい場合は、足湯の途中で足首を回すのがおすすめです。足首には血管が集まっているので、足首を回すことでさらに血の巡りが良くなります。

また、最後に冷水をかけることで血管を一気に収縮させ、保温を長持ちさせることもできます。この場合は足を冷やさないように、水をかけて足を拭いたらすぐに靴下を履くようにしましょう。

お湯にはお気に入りの入浴剤や、アロマオイルを入れてもOKです。自分の好きな香りを楽しむことで、リラックス効果がさらに高まります。

足湯の注意点

足湯のお湯は少し高めのほうが効果がありますが、熱いお湯が苦手な人は無理することはありません。気持ちいいと感じる程度のお湯を使うようにしましょう。ただ、あまりにもぬるいと効果が出ないので、38℃より低くならないように差し湯で温度調整をしてください。差し湯をする時は、火傷にも注意が必要です。

また、食事の直後に足湯を行うのはNGです。食べてすぐに足湯をしてしまうと、胃に行くべき血が全身に流れてしまい消化不良を起こすことがあります。食後に足湯を行う場合は、せめて1時間は空けるようにしてください。

足湯を行う時間にも注意が必要です。お風呂に長時間入っていると疲れてしまうように、足湯もあまりに長時間行うと逆に悪影響になることがあります。20分程度を目安に、少し汗ばむくらいのところでやめるようにしましょう。
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この記事のライター

うしゃ うしゃ

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