2018年11月26日 更新

子どもがかかりやすい耳・鼻・口の病気【外耳道炎】って?

子どもがかかりやすい耳・鼻・口の病気の原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【外耳道炎】についてです。

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いざという時に慌てないためにもママやパパに知っておいてもらいたい、子どもがかかりやすい耳・鼻・口の病気があります。原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【外耳道炎】についてです。

原因と症状

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耳の入り口から鼓膜までを外耳道といいます。外耳道炎の原因の多くは、耳掃除のしすぎや、ひっかいてできた傷から細菌が入って炎症を起こすことです。

軽く触れただけでもひどく痛がるのが特徴で、着替えのときなどに衣類やママの手が触れただけで泣くといった様子で気づくことも。耳が痛いので機嫌が悪く、耳をよく触る、耳がにおう、黄色い耳だれが出るなどで気づくことが多くあります。

治療

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基本は消毒と抗菌薬の飲み薬で、必要に応じて軟膏や点耳薬が処方されます。痛みが強いときは鎮痛解熱薬を使ったり、耳を冷やしたりというケアをします。患部が化膿してしまった場合は、薬液をしみ込ませた綿球を耳に入れたり、切開して膿を出す処置をしたりします。

ホームケア

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耳だれが出たら、清潔なガーゼなどで軽く拭き取るようにします。綿棒を奥まで突っ込んで拭くのはやめましょう。化膿した後、自然に膿が出ることもあります。その場合も耳の中はいじらず、消毒液で耳の周りを拭くだけにしましょう。

また予防のため、普段から耳掃除はほどほどにして、赤ちゃんの爪はきちんと切り、耳が直接触れる枕やシーツはいつも清潔にしておきましょう。

まとめ

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病気のサインや経過を知ったうえで、普段から子どもの様子をよく観察し、なるべく早めに病気を発見できるようにしましょう。
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