2021年11月21日 更新

【就学相談体験談】普通級?通級?特別支援級?小学校で過ごすクラスを決めた理由(後編)

いよいよ就学相談会に参加します。娘が入学後に在籍する希望学級を伝え、その結果どうなったかや娘が入学後にどんな生活を送ったかを詳しく綴りました。悔いのない就学相談となるよう、参考にしてください。

▼これまでのお話はこちら

11月、就学相談会&行動観察で希望学級を伝える

いざ、就学相談会です!娘は別室で模擬授業のようなことをして、心理さん達に様子を観察されました。そういう時に緊張したり泣いたりするタイプではないので、難なく終了。

一方、筆者は就学に当たっての相談をしたのですが、面談担当の方が親身に話を聞いてくださる方だったので、嬉しかったです。ここで「本当は情緒障害支援学級がいいけれど、学区外で通えないので近くの情緒障害支援学級に行かせたい」と希望を伝えました。

ちなみに、実はこの頃に「学区外の情緒支援学級に市内の子供全員が通えるようになりました」というプリントを上の子に配られたのを見たのですが、これまで長い時間をかけて娘と話して決めたことを今更ひっくり返すわけにもいきませんし、見学した印象からどうしても行かせたい気持ちにもならなかったので、知的障害支援学級のまま変更しませんでした。面談担当の方からも特にその話はなかったです。

教育センターで審議中はママ間で情報交換

この期間はただ待つばかりです。どうなるのかハラハラしつつ、娘の療育先のママさん達とよく就学相談に関する話をし合っていました。みんな特別支援学級に行くものと思っていたのですが、普通級に希望を出しているご家庭が多かったです。
入学後は、元々少人数の学校で面倒見が良いから普通級で大丈夫だったという子も、途中で特別支援学級に移った子も、ママが付き添い登校をして乗り切ったという子もいました。それぞれの進路、みんな頑張っているんだなと励まされたのを覚えています。

電話で教育センターから所見を伝えられる

就学相談の時に面談をした方からお話がありました。「明確な診断がおりていなくても、幼稚園に順調に通えなかった事実を踏まえて、知的障害支援学級に通う許可を出します。ただ、これから近隣に情緒障害支援学級ができる可能性もあるので、その時移りやすいように判定は情緒障害支援学級にしておきますね。」と伝えられました。
療育先の先生に「ベストな進学先はなくても、ベターな進学先は必ずある」と言われたことがあります。近くに情緒障害特別支援学級があれば、ベストでした。でも、無かったので、今ある選択肢の中で一番良い選択をしたのです。色々と思い悩んだけれど、またその都度考えていくことに決め、筆者の就学相談は終わりました。
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