実際に見学してみることはとっても大切!学校見学へ
前回の続きです。
【就学相談体験談】普通級?通級?特別支援級?小学校で過ごすクラスを決めた理由(前編)|元気ママ応援プロジェクト運
特別な支援が必要な子や、集団生活に困難を感じる子の入級するクラスを決めるための相談会である「就学相談」。我が子にベストな進路はどこかと悩むママさん達は多いはず。筆者の経験をぜひ参考にして下さい。
「情緒障害特別支援学級」が娘に合っていると感じつつも、学区の都合で入級することは不可能だと分かりました。それならせめて少人数制の知的障害特別支援学級に混ぜてほしいとお願いし、教育センターに発達検査結果を郵送しました。
いよいよ学校見学へ。筆者は9月にバス・徒歩で40分の情緒障害特別支援学級と近所の小学校の知的障害特別支援学級と普通学級の3つを見学に行きました。
憧れの「情緒障害特別支援学級」はどんな所?
まず最初に「情緒障害特別支援学級」を見学に行きました。学区外で通うことはできませんが、学校公開日で誰が見に行ってもOKな日だったのです。
学校によって学習の仕方は異なりますが、筆者が見学に行った「情緒障害特別支援学級」の様子を綴ります。1クラスでは先生1人が見守る中、4人の子ども達が黙々とドリルを解いていて、もう1クラスでは2~3人の先生が4人の子どもにミシンの使い方を指導していました。
そして、階段で気持ちを爆発させて教科書や文房具を投げている子がいました。人手が足りているようだったので、そっとしておくにしても誰か先生1人くらいこっそり見守ったり、時々様子を見たりしないのかな…?と残念な気持ちになりました。また、「ドリルやるだけなら家でやっても同じだな」と感じ、「情緒障害特別支援級って良さそう!」という熱は冷めていきました。
見学中、娘は終始つまらなそうで、感想を聞いても行きたい感じではない様子。「もともと行き渋り傾向にある娘が早起きしてバスで通学するのはハードルが高い」という発達センターの心理士さんのアドバイスも受けて、見学した「情緒学級特別支援学級」は選択肢からはずれました。
学校によって学習の仕方は異なりますが、筆者が見学に行った「情緒障害特別支援学級」の様子を綴ります。1クラスでは先生1人が見守る中、4人の子ども達が黙々とドリルを解いていて、もう1クラスでは2~3人の先生が4人の子どもにミシンの使い方を指導していました。
そして、階段で気持ちを爆発させて教科書や文房具を投げている子がいました。人手が足りているようだったので、そっとしておくにしても誰か先生1人くらいこっそり見守ったり、時々様子を見たりしないのかな…?と残念な気持ちになりました。また、「ドリルやるだけなら家でやっても同じだな」と感じ、「情緒障害特別支援級って良さそう!」という熱は冷めていきました。
見学中、娘は終始つまらなそうで、感想を聞いても行きたい感じではない様子。「もともと行き渋り傾向にある娘が早起きしてバスで通学するのはハードルが高い」という発達センターの心理士さんのアドバイスも受けて、見学した「情緒学級特別支援学級」は選択肢からはずれました。
普通級+通級に行ける可能性はあるのか?
後日、近所の小学校の学校公開があったため、見学に行ってきました。まずは一応普通級の国語の授業を参観。授業内容は先生について音読をするというもので、難しい内容でもなかったですしクラスのお子さん達も落ち着いて過ごしていましたが、何故か娘は嫌がってしまい、早々に退室しました。
何が嫌だったのかは分からずじまいでしたが、「通級利用しつつ普通級は無理そう」ということが分かったので、また選択肢から外すことになりました。
何が嫌だったのかは分からずじまいでしたが、「通級利用しつつ普通級は無理そう」ということが分かったので、また選択肢から外すことになりました。
最有力候補「知的障害支援学級」はどんな所?
知的障害支援学級には予め見学予約をしておきました。学校によって見学スタイルや説明に割いてくれる時間は異なると思いますが、こちらでは主任の先生が学級について詳しく説明してくださり、質問もできたのでとても安心することができました。
筆者と先生が面談をしている間、娘は図工の授業に混ぜてもらえて楽しそうでした。このクラスの子ども達は皆仲が良いそうで、男女とか年齢とかに関係なく皆で楽しそうに遊んでいる様子がとても良かったです。また、教室も普通の配置ではなく、いくつかに区切られていました。普通級の教室のようにアレコレ掲示物が無く、視覚的に気が散らないように工夫されていることも良いなと思った点です。