朝昼晩と毎日使う「歯磨き粉」。コロナ禍の今は特にオーラルケアの重要性についても耳にすることが多いので、これまで以上に磨いているという方も多いかもしれません。でも歯磨き粉の中には添加物が多く含まれているものもあり、親子で使うにはちょっと心配な場合もあるんです。毎日口の中に入れるからこそ、できるだけ安全で安心なものを使いたいですよね。
歯磨き粉の成分、見たことがありますか?
皆さんが普段使っている歯磨き粉、裏返してみると色々な成分が書かれていると思います。そこに「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」という成分は書かれていませんか?
これらの成分は「発泡剤」という歯磨き粉を泡立てる成分なのですが、実はシャンプーや台所用洗剤、お風呂洗剤などでも使われている界面活性剤なのです。肌が弱い方はかぶれたり、赤みを帯びたりすることもあるため、注意が必要です。特に小さな子どもに使う場合は、少し気になりますよね。
安心して使える歯磨き粉って?
では、一体どんな歯磨き粉なら親子で安心して使えるのでしょうか?おすすめは、裏の成分表を見たときに天然由来の成分でできたものや、使ったときにピリピリしない刺激性の弱いものです。
歯磨きした後に口をすすぐために水を口に含んだら、味が変わってしまう…というような歯磨き粉は、刺激が強く子どもが歯磨きを嫌がってしまうかもしれません。また、子ども用の歯磨き粉には着色料などが入っている場合もあるので、その点も気をつけた方がいいでしょう。
親子で使えるオススメの歯磨き粉
せっけんハミガキ(シャボン玉石けん)
「シャボン玉せっけん」は、純石けん成分でボディソープや洗剤などを製造している会社で、実際に筆者も工場見学に行ったことがあるのですが、丁寧なものづくりをしている会社だなという印象を受けました。ドラックストアなどでも販売しているので購入しやすく、我が家でも長年愛用しています。泡立ちは少ないですが、逆に泡に邪魔されず隅々までしっかり磨けます。