2024年4月22日 更新

外出から帰宅後、「手を洗う」だけでなく「足も洗う」がおすすめなワケ

“外出から帰ってきたら手を洗う“これはもはや常識ですよね。くわえて我が家では靴を脱ぐ場所に滞在した場合、「足を洗う」も徹底しています。感染症予防にも有効なその理由をご説明します。

外出から帰ってきたら、手を洗う。コロナ禍以前からこれはもはや常識ですが、くわえて我が家では靴を脱ぐ場所に滞在した場合、「足を洗う」も徹底しています。正確には「足の裏を念入りに洗うこと」です。

靴下を履いていた場合は、自分も子どもたちも必ず履き替えます。本当は帰宅後すぐお風呂にして全身を洗い、外の汚れを家の中に持ち込まないのが理想ですが、そうもいかない場合も多いですよね。手と足を清潔にするだけでも、感染症予防に効果があるといわれています。

床には菌がいっぱい…!共用スリッパも危険

言わずもがな、床には菌がいっぱいです。ほこり、食べかす、剥がれおちた皮膚などを栄養にした様々な菌がはびこります。また、咳やくしゃみの飛沫は最終的には床に落ちますよね。

公共施設や病院など、屋内で使用する共用のスリッパも不特定多数の方が使用していますから、清潔とは言い難いです。色んな床を踏んだ靴下でスリッパを履くのですから、考えると恐ろしいですね。
そんな汚れた足の裏で、自宅に帰り、そのまま過ごす…となれば、家の中に汚れや菌を持ちこみ放題ですから、怖いです。保育園や幼稚園で裸足で過ごすことも多い子どもの足は、ぜひ帰宅後すぐにしっかり洗ってあげてください。
大人も夏場のサンダルなど裸足でお出かけの際は、帰宅後足を洗うようにしましょう。靴下は履き替えればいいだけなので洗うより手軽ですね。

水虫の菌は、24時間以内に洗い流せば大丈夫!

我が家が住む自治体の子どもの室内遊び場や一時預かり所は、冬でも床暖房を入れて下さり、子どもたちは年中裸足で過ごします。靴下で滑って転倒するのを防止するため、入室後すぐに靴下を脱ぎます。一方、子どもたちとは反対に「大人の方は必ず靴下をご着用ください」と書いてあります。これは、大人が水虫の菌を持ち込むのを防ぐためだそうです。
ご自身が水虫だと自覚して皮膚科等通院されている大人の方は、対策をなさっていると思いますが、水虫は無症状でも保菌している方もいます。水疱や皮むけがあれば気付くと思いますが、特に夏場以外は症状が出ない方も多いのです。
水虫の菌が角質層まで入り込むには、湿度の高い環境でも24時間以上かかるんだそうです。そのため体についたとしても24時間に洗い流せば大丈夫!裸足で過ごした日は、帰宅後足を綺麗に洗えば問題ありません。言わずもがな、みんなが裸足で歩く公共浴場・プールでは水虫菌が100%いると言っても過言ではありませんので、そういったところからの帰宅後は絶対に足の裏を洗いましょう。

他にも足を洗うメリットが!

研究者の田上大喜さんが高校時代に、蚊に刺されることと人の足の裏の菌の種類の関係性を初めて発見し、以前話題になりました。足の裏をよく洗うことで蚊が好む常在菌が減り、蚊に刺されにくくなるというものです。足を洗うことで蚊に刺されにくくなるのは嬉しいですね。

我が家の息子と娘は双子ですが、汗をかきやすい娘の方が確かに蚊に刺されることが多い気がします。足の裏を洗って、ハッカ油を薄めたスプレーを手足・首すじに振っておくと、蚊に刺される回数がかなり減ったので、ぜひお試しください♪

まとめ

今回は、外出から帰宅後に「足を洗う」ことの大切さをご説明しました。帰宅後すぐお風呂場でサッとシャワーで流したり、小さな子どもなら抱きかかえて洗面台に足を入れても洗えます。水虫は足の指の間におこる「趾間型」もあるので、お風呂の時にはお子さんの「足の指の間」もしっかり洗ってあげてください。習慣になってしまえば、子どもたちも嫌がりませんので、ぜひ習慣にしてくださいね。
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月とレモン 月とレモン

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