2019年8月26日 更新

親が破綻する!?落とし穴にはまりやすい!3つの家計パターンはコレ

子供の大学卒業前に“家計破綻”してしまう親が増加中!現実を見据えながら、どうすれば限りあるお金を上手く使ってより良い教育を与えられるのか?親の破綻を招きやすい3つのパターンをご紹介します。

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「しっかり勉強してほしい」「そこそこの大学を卒業して欲しい」「将来にわたって安泰な会社へ就職し自立して欲しい」など、どんな親でもそれぞれ描く我が子への希望。

しかしそれを実現しようとするあまり、我が子の大学卒業前に“家計破綻”してしまう親が増えています。

現実を見据えながら、どうすれば限りあるお金を上手く使って、我が子により良い教育を与えられるのか?親の破綻を招きやすい、3つのパターンをご紹介します。

パターン① 大学資金を中・高で使い果たす

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教育費というと「大学」となりがちですが、小学校の段階でも進路によって教育費が大きく異なります。
よくあるのが、小学校高学年ごろ「周りの子が行っているから…」と、何となく我が子を塾へ通わせたというパターン。大学の為にと用意してきたお金を、中学・高校時代の学費や塾代にあてていては大学へ通う頃には貯蓄も底をついてしまいます。
我が子を私立中学・高校へ行かせる場合や、塾へ通わせる場合は、家計の中から一年に100万円程度のお金を出せるかどうかをよく考えて踏み切りましょう。

パターン② 公立高校へ行く予定が私立高校へ

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「うちはお金がないから、高校まで全部公立に行かせる」というつもりで、教育資金も大学用として少しだけ。家計が苦しいなどの理由で、教育費になかなかお金をかけられない家庭も多いです。

そんな方に多くあるのが「公立高校へ行かせるつもりが予想外に落ちてしまい、まさかの私立高校進学に」というパターンです。

私立高校へ行くとなると、入学金・授業料・施設費・寄付金・部活費など、10万円単位の納付依頼が次々ときて、いきなり貯蓄が底をつき、進学後は奨学金頼り、大学に行くお金はどうしよう…と負のスパイラルに陥ってしまいます。

親がしっかり考えず子ども任せにしていると、資金計画が大きく崩れてしまうこともあります。公立の2次募集や、単願・学費免除の私立高校など、上手に利用できる制度もあるので、しっかり勉強しておきましょう。

パターン③ 地元外の大学へ進学し下宿費がかさむ

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高校まで公立高校、大学も地元で自宅通いを…と親の描いていた進路とは裏腹に、地元以外の大学へ合格し下宿暮らしになってしまう、という場合も親の資金が一気に底をついてしまうパターンです。

大学で下宿生活になると、親はローン、子供は奨学金とダブル借金になるケースも多いです。予め家計を節約して、計画的に貯蓄していくなどといった対策が必要になります。

他にも注意したい想定外の出費はコレ!

大学入試に失敗!一年間予備校へ通い浪人することに→約70万円
一年間予備校に通う場合、入学金と授業料で約70万円。これに、夏期講習・冬期講習などの費用もかかります。なかなか手痛い出費になりがちです。


留学したい!留学費+日本の学校の学費も1年プラスに→約400万円(1年間、アメリカ・私立大学)
一般的に海外の学校は私立・公立ともに割高。授業料で年150万円、寮費まで入れると年400万円といった費用がかかることも珍しくはありません。さらに日本の大学も1年多く通うことになると、日本側の学費もプラスで払わなければならなくなります。


部活に夢中で道具費や遠征費で破産寸前!→年約100万円
部活動に夢中になっているお子さんの場合、必要な道具やウェア、シューズなどの費用がプラスされます。国内遠征や果ては海外遠征なども出てくると、さらに出費はかさみます。一生懸命打ち込んでくれるのは嬉しいものの、その分負担も増えていきます。
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