2021年6月22日 更新

知っておきたい!高校進学後の気になる費用③「高校生等奨学給付金」とは?

「高等学校等就学支援金」によって授業料は受給できるものの、修学旅行費や教科書代などそれ以外の出費も結構大きいですよね。今回はそうした費用を支援してくれる「高校生等奨学給付金」についてまとめました。

「高等学校等就学支援金」にプラスして受給できる奨学金制度がある

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前回は高等学校などの学費を受給できる「高等学校等就学支援金」についてまとめました。公立高校で授業料無償化、私立高校でもかなりの授業料を補填してもらえる嬉しい制度でしたね。しかし、高校生活で必要になる費用は授業料だけではありません。

通学費や修学旅行代といった「学校教育費」が、公立高校で年間平均約26万円、私立高校で年間平均約48万円かかります。(※「学校教育費」は学費も含む項目ですが、学費分を引いて計算してあります。詳しくは「知っておきたい!高校進学後の気になる費用①」をご覧ください。)

また、さらに塾代や家庭学習にかかる費用である「補助学習費」は全日制公立高等学校で1年あたり平均14万7875円、全日制私立高等学校(全日制)では約19万3945円と記載されていました。さらに習い事や地域活動などをしようと考えれば、月々の費用はさらに加算されていきます。

そうした費用を捻出するのが難しい場合は、「高校生等奨学給付金」も利用するのが良いでしょう。今回は、こちらの制度について詳しくご紹介していきます。

「高校生等奨学給付金」とは

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授業料以外の教育費を支援する返還不要の給付金です。教科書などの教材の購入や修学旅行等の費用に利用することを目的としています。
【受給対象】
・生活保護世帯
・住民税所得割が非課税の世帯
・ 家計が急変して非課税相当になった世帯
【申し込み方法】
学校または都道府県に必要書類を提出
※ 「高等学校等就学支援金」とは別に申し込みが必要。
都道府県によって異なりますが、新入生は4~6月に一部早期支給の申請ができる所もあるそうですから、相談してみると良いですね。

▼都道府県別の詳しい情報はこちら

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