2024年5月20日 更新

集中力の芽を摘まないママになるために、子どもの様子を観察しよう!

子どもが何かに夢中になっている時、あなたはどんな風に接していますか?子どもの集中力を伸ばす時期と方法についてお伝えします。

2歳頃になると、一人で黙々とおもちゃで遊ぶ姿が見られるようになります。それは、子どもが夢中になって遊んでいる証拠です。

では、あなたはそんな時、子どもとどのように関わっていますか?

筆者が子育てを始めた10年前に読んだ育児本には、このように書かれていました。
“子どもが夢中でテレビを見たり、おもちゃで遊んだりしている時はお母さんは側で話しかけてあげてください。お母さんの声が一番子どもに伝わりやすく、賢い子どもに育ちます”
お母さんの声は、たしかに子どもの成長を促進する効果があるでしょう。

しかし、筆者が行なっていたことはキッズコーチングにおいては、ちょっと間違っていたんです。筆者は“子どもの成長を邪魔するお母さん”をしてしまっていたのです。

夢中で遊んでいる時は、子どもの○○が育っている時!

実は子どもが何かに夢中で取り組んでいる時は、集中力がめきめきと育っている時なんです。

子どもがイタズラをしている時などに聞く“静かな時ほど気をつけて”という、子育て中のお母さんなら聞いたことある教訓のポイントは“静か”ということ。実は、静かであるということは夢中になっているということです。

子どもの集中力は、2歳ごろから育ちます。遊びを通して「できた!」と「わかった!」を繰り返すことで集中力が育まれます。パズルやブロックなどに興味を示す子が増えてくるのも2歳頃。前までは、持って楽しんでいたおもちゃを並べたり積み上げたり、黙々と遊んでいる姿も見られるようになってきます。

ブロックやパズルは、作っては壊す…作っては壊すを繰り返して遊べます。子どもの集中力を育むのに向いている遊びなのです。

子どもが繰り返し繰り返し遊び続けている時にママができること

子どもが黙々と遊んでいる時、あなたはどんな関わり方をしていますか?

子どもが夢中になって遊んでいる時にお母さんがすべきこと。
それは「子どもの様子を見守り、観察すること」です。

話しかけたり、必ず一緒に遊ぶ必要はないんです!お母さんの中には、子どもの遊びに必ず参加しなくてはならないと思われている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、子どもが集中して遊んでいる時にママが話しかけてしまうと、せっかく育っている集中が途切れてしまうのです。筆者がしていた失敗はこれです、我が子の集中力を話しかけることで妨げていたのです。

ママが子どもの集中力を育てるためにできること。それは、子どもの様子を観察するだけでいいんです。それが一番の子どもの集中力を育てる方法なんです。
そして!遊んでいる時こそ、ママのほっと一息のチャンス!子どもの様子を観察しながら、コーヒータイムなんてどうでしょう?休んでいる間に、ママの出番はすぐにきます。

集中力を継続させる時はお母さんの出番!

観察することで子どもの集中力は育ちます。しかし、まだまだできないことの多い2歳。集中する時間を継続するためには、お母さんの力が必要な時は必ずきます。

先程述べたように、集中力は「できた」「わかった」の繰り返しによって育まれます。しかし、できない課題などがあると感情的になり集中が途切れてしまうのです。そんな時は、ママの出番です!

ママができないことを手伝ったり、教えてあげることで課題をクリアすることで子どもの集中する時間が継続します。お母さんは子どもが困ってから助けてあげるだけでよいのです。

子どもの集中力を育てるためにお母さんができること。まずは見守る。そして出番になったら手伝う。また、見守る。

この繰り返しが子どものためになるのです。
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ヒマワリちかちゃん ヒマワリちかちゃん

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