1年に1度は乳がん検診を！乳がんの要因とセルフチェック、最新治療法とは (page 2)

乳がんの要因は遺伝ではない？！

2013年に女優のアンジェリーナ・ジョリー（40才）が遺伝性乳がん・卵巣がん症候群を理由に両乳房を切除したことが話題になりましたが、この遺伝性のがんは全体の5〜10％程度といわれています。

乳がんのリスクを高めるのは生活習慣です。喫煙・飲酒・閉経後の肥満など、努力次第で変えられる要因であるため、食生活などの生活習慣を改めることで乳がんのリスクを回避することができるのです。

乳房を再生できる最新治療法

via ord.yahoo.co.jp

手術をする場合、乳房を全て摘出する「全摘」手術か、患部のみを切除する「温存」手術がありますが、乳がんの種類や進行度などによってその方法は変わってきます。
どの治療方法を選択するかは医師との相談の上になりますが、2015年1月から全摘手術と同時に乳房を再建する手術（同時再建）が保険適用になったため、「全摘」手術を選択する方が多くなっているようです。

また、再建方法として昔は自家移植という自分の背中やお腹の筋肉と脂肪組織を乳房に移植する方法が一般的でしたが、近年では簡単にきれいに再建できる、インプラントを使っての再建が主流になってきています。

温存か全摘出か選べる場合、その生存率はほどんど変わらないといいます。温存して放射線治療を続けたことで乳房が変形してしまうこともあるので、全摘出して再建するのは有効な選択技の一つといえますね。