2018年12月1日 更新

子どもがかかりやすい耳・鼻・口の病気【口内炎】って?

子どもがかかりやすい耳・鼻・口の病気の原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【口内炎】についてです。

いざという時に慌てないためにもママやパパに知っておいてもらいたい、子どもがかかりやすい耳・鼻・口の病気があります。原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【口内炎】についてです。

原因と症状

ウイルスや細菌に感染して、歯肉や口の中に潰瘍ができた状態で、粘膜の組織が傷ついて、真ん中が白く周りがピンク色の水ぶくれが唇の内側や舌などにできます。

原因としては単純ヘルペスが一番多く、初めてこのウイルスに感染して口内炎を起こした場合は、歯肉が腫れてひどい炎症を起こし、強い痛みを感じたり、高熱が続いたりすることがあります。

免疫のトラブルで起こるアフタ性口内炎は、歯を磨いたり、口の粘膜を噛んだりしただけで起こります。栄養が偏ったり、風邪などで体力が落ちたときなどにもよく再発します。

治療

ウイルス性口内炎やアフタ性口内炎は1週間程度で自然に治りますが、痛むので機嫌が悪くなり、食欲も落ちます。時には細菌感染して化膿することもあるので、ひどいようなら小児科を受診しましょう。口の中につける軟膏などを処方してもらえます。

ホームケア

食べたり飲んだりすることがつらいので、スープやうどんなどの口当たりの良いものを食べさせてあげましょう。また、水分だけはたっぷり与えてあげてください。

まとめ

病気のサインや経過を知ったうえで、普段から子どもの様子をよく観察し、なるべく早めに病気を発見できるようにしましょう。
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