2019年8月28日 更新

【妊娠・出産情報】知って得する基礎知識「高額療養費」

どんな制度?いくらもらえるの?長期入院をサポートしてくれる「高額療養費」について、基礎知識や手続きの流れを紹介します。

妊娠中や出産時などに万が一トラブルがあった際、長期入院をしても「高額療養費」というサポート制度があるのをご存知ですか?妊娠中や産後の生活を支える意味でも、仕組みをしっかりと知っておくのがおすすめです。
そこで今回は「高額療養費」について、基礎知識や手続きの流れを紹介します。

「高額療養費」基礎知識

「高額療養費」ってどんな制度なの?

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「高額療養費」とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
年齢や所得に応じて、本人が支払う医療費の上限が定められていて、いくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みになっています。

もらえる人は?

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「高額療養費」のサポート制度を受けられるのは、妊娠中・出産・産後に長期入院などで1ヶ月の自己負担額が8万100円+α(限度額)※を超えた人です。
※所得により限度額が異なる

申請する時期は?いくらもらえるの?

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基本的には退院した後に、健康保険や自治体国保の窓口に申請します。後日、限度額を超えた金額が振り込まれます。ただし、入院前に事前に申請をして「健康保険限度額適用認定証」を手に入れておけば、限度額までしか払わずに退院する方法もあります。

またもらえる金額は、自己負担限度額(8万100円+医療費※-26万7000円×1%)を差し引いた残りが戻されます。
※3割負担ではなく10割分。標準報酬額28~50万円の人。
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