筆者の長女は、赤ちゃんの頃から物音に敏感だったり、人の気持ちを伺っていたりと、いわゆる“繊細な心”を持っている子どもです。新型コロナ感染症が流行したこともあって、児童館に行ったり、同年代の友達と遊ぶ機会がとても少なく、心配ではあったのですが、そのまま幼稚園に入園することになりました。
入園してから約1ヶ月が経過したのですが、思っていた通りメンタル面で大変なことが多く、大変でした。今回は、その内容を対処法とともにご紹介したいと思います。
①夜泣きの再開
2歳頃まで夜中に1~2回泣いて起きてくることが多かったのですが、2歳半頃からは夜通し寝るようになっていました。しかし、幼稚園入園をきっかけに、夜中に泣いて起きることが2~3回と、また夜泣きが再開しました。さらに、夜泣きの対応は夫だと手がつけられなく、娘も頑なに「ママじゃないとダメ!」と言ってくるようになりました。
幼稚園の先生によると、幼稚園に行き始めて「ママと離れる不安」を感じて、夜泣きする子どもも多いのだそう。そんなときは、ママが絶対に自分の味方であること、愛してくれているということを感じさせるため、優しく寄り添うことが大切だと言われました。
そのため、夫と話し合い、次女の授乳とかぶってしまったとしても、先に長女に寄り添ってなだめることを優先するようになりました。入園して約1ヶ月経ち、未だ夜泣きすることは多いですが、少しずつ泣かない夜が増えてきたところです。
②園への行きしぶり
毎日のように、朝起きると「今日は幼稚園に行くの?」と聞いてくる長女。「行くよ」と答えると、それ以降はグズグズ泣いて「行きたくない」と、朝食も食べてくれないことが多いです。
今現在でも続いており、「幼稚園に行けばすべり台ができるよ」「ママもおうちでお仕事頑張っておくね」など、前向きな声掛けをすることを心がけています。また、「ママも昔幼稚園に行くのが苦手だっったから、気持ちはよく分かるよ」など、共感することも心がけています。
今現在でも続いており、「幼稚園に行けばすべり台ができるよ」「ママもおうちでお仕事頑張っておくね」など、前向きな声掛けをすることを心がけています。また、「ママも昔幼稚園に行くのが苦手だっったから、気持ちはよく分かるよ」など、共感することも心がけています。
「絶対に行きなさい!」「幼稚園の用意をしなさい!」などと怒ると、【幼稚園=怖いところ・ママが怒る】という認識になるため、毎日筆者も頭が痛いのですが、絶対にしないようにしています。年長さんのママによると、「年長になっても連休明けなどは行きしぶりがあるよ」とのことだったため、長い目で見守っていく必要があると思っています。
③今まで出来ていたことが出来なくなった
例えば、ご飯を食べるときはこれまで自分である程度は食べていたのに、「自分で食べられない」と言ってきたり、「服の着替えが出来ない」と言ってくることがすごく増えました。幼稚園の先生に相談したところ、「幼稚園で頑張っている分、家の中では出来ないことが増えたり、ワガママになってしまうことがある」とのこと。また、家の中でワガママを言えるのは、「家=リラックスできる場所」ということなので、とても良いことなのだそう。
出来ないことが増えたり、ワガママを言われるママやパパは大変な苦労ですが、実は良い反応なのだと前向きに捉えることで、イライラも軽減するのではないかと思います。筆者も、少し前までは朝の身支度が進まないため、イライラしてしまっていましたが、先生に相談してからは、「いつか時間が解決するかな」と思えるようになり、長女に優しく接することができるようになりました。