2021年12月22日 更新

「便座の穴が怖い…!」繊細息子のトイトレ体験談

生まれたときから繊細な我が子は、とにかく泣く赤ちゃんで、授乳も寝かしつけも離乳食も大苦戦!トイトレも例にもれず…。便座の穴が怖くてなかなか進まなかった息子のトイトレ体験談をご紹介します。

とにかく繊細な息子にヘトヘト…

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現在6歳になり、だいぶ落ち着いた息子ですが、0~3歳頃までは何をするにも敏感・繊細で、筆者も日々頭を悩ませていました。簡単にご紹介すると、以下のような感じです。

◯0歳
・抱っこしていないとずっと泣く。
・モロー反射が激しくて眠れない。
・生後5ヶ月頃から激しい人見知り。
・人見知り軽減を目指して、子育てサロンに通うもギャン泣き。
・離乳食食べない。
◯1歳
・激しい人見知り継続。
・集団に入ることを嫌がる。
・1歳半検診は、人見知りで何もできず。
・幼児食食べない。
◯2~3歳
・保育園での初めての運動会、発表会は、人の多さに驚いてパニック。脱走。
・少しずつ少しずつ、人見知りが軽減。
・少しずつ食の幅は広がってきたものの、偏食継続。
・トイレの便座が怖くて、トイトレ拒否。
このように今思い出しても、親子共々しんどい時期でした。

トイトレのタイミングを模索

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一般的にトイレトレーニング(以下、トイトレ)開始のタイミングは、子どもの心理面・機能面が整った頃と言われます。

心理面‥‥トイトレを受け入れる、頑張るぞ!の気持ち。
機能面‥‥おしっこを2時間程度ためられる。

筆者の息子の場合、機能面は2歳頃には整っていましたが、心理面が追いつきませんでした。とにかくトイレの便座の穴が怖くて、トイレに連れて行こうものなら、「ギャー!ないないのー(嫌だ)」と全拒否!おまるも活用してみましたが、こちらも拒否でどうにもなりませんでした。

「焦らなくても大丈夫」と、心の中ではわかっていても、友人の子がささっとトイトレ完了しているのを見て、やはり焦ってしまいました。それからも、トレーニングパンツを用意したり、「トイレに座って“1”数えたら、下りる」方法を試してみたりしましたが、結果は撃沈でした。

結局、息子の中で「便座の穴への恐怖心」が軽減されないと難しいのだ…と感じ、一旦お休みすることに。この頃には、「我が子は繊細な子なんだ」と受け入れることができていたので、トイトレが進まない焦りもなくなっていました。

繊細息子のトイトレ、とうとう完了の時が…!

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トイトレをお休みすること約1年。ようやく“そのとき”がやってきました。このとき息子は3歳2ヶ月。保育園の先生からも「今なら大丈夫かもしれません」との言葉があったので、園と自宅で連携して、トイトレ再開しました。繊細な息子の気持ちを大事にしながら、アプローチを続けました。

繊細息子へのトイトレの流れは、以下のようになります。

①息子自身に、“どのお兄ちゃんパンツにするか”、選んでもらう
②定時でトイレに誘導する
③“何秒座るか”、本人の意思を確認してから、便座に座る
④トイレでおしっこできたら、褒める!

特に大事にしたのが①と③です。自分で決めたことなら子どもも気持ちが上がりますし、頑張れます。この流れを園と自宅で繰り返し、3歳半。ようやく繊細息子のトイトレが完了しました。
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この記事のライター

みかん・元特別支援学校の先生ママ みかん・元特別支援学校の先生ママ

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