2019年8月21日 更新

乳幼児が描いた「なぐり書き」は、捨てないで~!お子様の成長を辿ることができますよ。

お子さんが何気なく描いた絵♪成長を辿れたり、その絵には子育てのヒントもあるんです!

乳幼児が描いた「なぐり書き」

『乳幼児が描いた「なぐり書き」は、捨てないで~!なぐり書きにも意味があるんです。
お子様の成長を辿ることができますよ。』

アートセラピスト・子どもアート療法士の中西佳子です。

今回ご紹介するのは、乳幼児が描いた「なぐり書き」です。
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やみくもに、ただ描いているわけじゃないんですよ。
乳幼児も、色を選んでいるんです。
描いているところをよーく観察していると、わかります。

何色を選ぶか・何かをイメージしているのか

乳幼児は、言葉がほとんど話せませんから、自分の気持ちや要望を何かで伝えたいわけです。子どもの絵に表れるのは、こうしてほしいとか、こうだったらいいのにな、といった願望の現れなのです。

「気に入らないことがある」「抱っこしてほしい」「遊んでほしい」…特に言葉で表現できないとき、子どもは色や絵で表現するのです。
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喜怒哀楽…大人と変わらない感情を子どもは抱きます。

お子さまの何気なく描いた絵を、よーく見てほしい

お子様の心の内が表されている絵ですから、子育てに活かせます。お子様の描いた絵には、子育てのヒントがいっぱい!これを活かさないなんて、もったいない!

お子さんが何気なく描いた絵。何を描いているのかわからない絵…。

最初は点々だったり、短い線だったり。成長と共に波線になったり、ぐるぐるとらせん状を描いたり。

そのうちに、単独の○を描きはじめたりします。○に手足を描いているお子さんの絵がお手元にあるでしょうか。これが単独の○で描きはじめている段階で、何気なくではなく、描きたいものを描いているということです。

それは、家族や、お友達のことを描いたのかもしれません。

お子さんの描く絵と発達は、密接に関係している

身体の成長と共に心も成長していますから、どんな絵を描くかで子どもの成長の足跡が見られるんです!

乳幼児のアートセラピーでは、そんな観点から子ども達の心の発達・成長の有りようをみています。

大人がみて、何を描いているのかわからない絵も、子どもの心理は表れているんです。

お子さんの描いた絵・・メモ用紙に描いたような絵も置いておくと、成長を残すことができますよ~~。絵をデジカメやスマホで撮っておいてもいいですね。お子様の成長の思い出作りにいかがでしょうか。
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この記事のライター

子どもアート療法士 中西佳子 子どもアート療法士 中西佳子

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