子どもが複数いると、毎日のように喧嘩が勃発しますよね。我が家の兄妹もしょっちゅう喧嘩していますが、たいていはすぐに仲直りします。しかし、たまに喧嘩が尾を引いて、「もう絶交」とか「二度と関わらない」などと言い出すことがあります。
筆者は普段は基本的に兄妹喧嘩は放っておくのですが、長引きそうだと思った場合には仲裁に入ります。我が家ではどのように兄妹喧嘩を仲裁しているのか、実際に行っている方法をご紹介します。
筆者は普段は基本的に兄妹喧嘩は放っておくのですが、長引きそうだと思った場合には仲裁に入ります。我が家ではどのように兄妹喧嘩を仲裁しているのか、実際に行っている方法をご紹介します。
お互いの話をしっかりと聞く
兄弟喧嘩の仲裁で心がけていることは、“お互いの主張をちゃんと聞いてあげる”ことです。親から見ているとたいてい両方悪いところがあるのですが、子どもからするとそれぞれに言い分があります。それを聞かないで叱ると、納得しないばかりか余計に喧嘩が長引いてしまうこともあります。
まずは兄と妹それぞれに話を聞いて、「何が嫌だったか」をしっかりと把握するようにしています。何が嫌だったかがわかったら、次は「何がいけなかったか」を考えさせます。わからない場合はこちらから教えることもありますが、上の子の場合はもう6年生なので、考えればだいたい何が悪かったかわかってくれます。下の子はまだ1年生でわからないことも多いため、こちらから「こういうところがいけなかったね」と教えてあげることが多いです。
子どもたちはまず自分の言い分を聞いてもらうことで、ある程度落ち着くことができます。そこで自分も悪かったことを考えさせると、ほとんどの場合は自分の非も認めてくれます。お互いが自分の悪いところをわかったら、あとはそれぞれの悪かったところを相手に謝って一度喧嘩を終わりにさせています。
しばらく放っておく
我が家の場合、娘は切り替えが早いのですが、息子のほうがなかなか気持ちの切り替えができません。そのため、お互いに謝ったとしてもイライラが続くことが多いです。そういったときは下手に「もう仲直りしたんだから」などと声をかけず、喧嘩には触れずに放置しています。
しつこく口を出すと逆効果になるので、反省すべき点だけ反省させたら、あとは放っておくのが一番です。時間が経つとだんだんイライラも収まってくるので、こちらも気にしないで普段通り過ごすようにしています。次の日まで引きずることはほとんどありませんが、長くてもひと晩寝るともとに戻っています。
みんなで楽しめる遊びをする
手っ取り早く仲直りさせたいときは、筆者も含めて3人で楽しめる遊びをすることもあります。我が家の子どもたちはカードゲームやボードゲームが好きなので、それらのゲームを持ってきて「◯◯やる人〜?」と言えば、だいたい2人して「はーい!」と手を挙げます。息子のほうが妹の参加を嫌がることもありますが、「とりあえずみんなでやってみようよ」と誘えば「うーん…」と悩みながらもだいたい参加してくれます。
どうしても嫌そうなときは、「今日の優勝賞品はチョコです!」というように物で釣ることもあります。賞品を懸けると、ほぼ100%の確率で参加してくれます。そして、一度みんなで楽しくゲームをしてしまえば、あっという間に仲直りしてしまいます。ただ、娘は負けると泣いたり不機嫌になることが多いので、わざと勝たせるようにしたりと多少工作することもあります。