2019年9月2日 更新

厳選☆「家宝になるこの一冊」ずーっと一緒にいたい絵本と出会いましょう♪

児童書専門店「ブックハウス神保町」の副店長荒木さんにこっそり教えて貰いました♪ 「家宝になるこの一冊」をご紹介します☆

開けば一目瞭然。この絵本には文字がひとつもありません。“絵本”の名の通り、「絵」のみの世界観がストーリを語ってくれます。
作者のベッカー氏はアポロの月着陸のニュースに胸を打たれ、子どもの頃の夢は、宇宙飛行士。お母様に連れてってもらった天文台での天体観測が忘れられない思い出となります。

ベッカー氏は、デザイナーとして働いたあと、絵本作家を志すが果たせず…世界を放浪。その後、映画やテレビの世界でキャリアを積みます。子どもができたことをきっかけに、再び絵本作家に挑戦!ジャーニーはその第一作目なのです。
物語はある少女のお話。ママは忙しくパパも仕事ばかり、お姉ちゃんもゲームに夢中です。ひとり寂しく過ごしていた少女は部屋に一本の不思議な赤いマーカーを見つけました。
赤いマーカーを見つけた日から少女の大冒険がはじまります。

シーンごとの画角や展開はまさに映画を観ているよう。ハラハラ・ドキドキするシーンがページをめくるごとにスピードを上げます。赤が強調されたやさしいタッチの色使いや、しなやかで緻密に描かれた背景は、大人の目も楽しませてくれます。

眺めているだけでもワクワクするストーリー展開はまさに家宝にしたくなる一冊。退屈だった日々からさようならをした少女の冒険の様子を、ぜひ絵本で堪能してみてください!
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実際に4歳の女の子に読んでもらったところ、絵を見て捉えた自分なりの世界観を言葉にしていました。

実際のストーリーとは違っていても、想像力が掻き立てられ、自由な発想を楽しめる一冊です。

「家宝になるこの一冊」まとめ

いかがでしたか。今回ご紹介させていただいた絵本に感動を覚えた編集部スタッフも。絵本の虜に。絵本の魅力はこれからもたーくさんお伝えしていきたいです☆
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