2018年8月14日 更新

親子で行こう♪絵本の里の「絵本の館」

町を挙げて絵本の里づくりに力を入れている、北海道の剣淵町。小さな町のステキな絵本の館をご紹介します。

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北海道の真ん中に町を挙げて「絵本の里」を目指す小さな町があります。

その町の名は、剣淵(けんぶち)町。

町内ではいたるところに絵本と触れ合えるスポットがあり、絵本の館もその一つです。

たくさんの絵本に囲まれて、親子でのんびり過ごしてみませんか?

館内はすべてが子どもに優しい

木のぬくもりたっぷりの館内はバリアフリー。建物全体が緩やかなカーブを描き、急な曲がり角がありません。

さらにスリッパの必要がなく、靴下や裸足で自由に歩くことができます。
腰かけるのにちょうどいい高さの小上がりは、日当たりも良く広々としたじゅうたん張り。
ずっと床にいられない赤ちゃんがハイハイしても安心です。

また、授乳室やおむつ替え用の台、館内ベビーカーのレンタルも用意されています。
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館内に入るとすぐに目につくのが巨大なドーム型の「たまごのへや」。中央にある木の砂場には、なんと約10万個もの木の玉が入っています。
玉の形もたまご型のため、まっすぐには転がりません。
砂場の縁に彫ってある溝で、どこまで上手に木の玉を転がすことができるか挑戦してみてくださいね。
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たまごのへやを通り過ぎると、そこにはたくさんの絵本が。
展示されている絵本は、子どもが見やすく取り出しやすいように低めの本棚に整理されています。
また、文字やイラストなどでカテゴリーごとに分けられていて、小さな子どもでも探しやすく戻しやすい工夫がされています。
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絵本コーナーにはかわいらしい「ごっごはうす」も。
子どもが屈んで入れるくらいの扉を開けると、ミニサイズの家具が並んでいます。
ミニサイズとはいえ、キッチンの扉や引き出しは実際に開け閉めもできる本格派。
木製の家具は子どもに危険のないよう、角が丸く加工されています。

審査員はあなた!「けんぶち絵本の里大賞」

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平成3年からスタートした「けんぶち絵本の里大賞」。

この賞では、来館者の投票で受賞作品を決めるユニークな選考方法をとっています。

選考期間内は、展示されている作品の一つ一つを実際に手に取り読むことができ、来館者は気に入った作品に投票します。

普段から絵本と触れ合っている親子が実際に読んで選ぶので、受賞作品は有名な作品も多数あります。
過去の受賞作には、多くのメディアにも取り上げられた「ママがおばけになっちゃった」(のぶみ作)や、映画化された絵本「おまえうまそうだな」(宮西達也作)などがあります。

あなたが選んだ絵本が、いつか有名になるかもしれませんよ。

※投票期間
毎年8月1日から9月30日まで (事前に確認をお願いします)

お土産も軽食も  喫茶「らくがき」

館内にある喫茶らくがきでは、自家製のブルーベリーチーズケーキやピザなどの軽食が揃っています。

ここでしか味わえないけんぶち産ジュースはトマト・にんじん・しその三種類で、お持ち帰りも可能です。

また、けんぶちふるさと絵本「ムーニャとほしのたね」(さとうまさと作)の主人公ムーニャをモチーフにしたムーニャアイスも楽しめます。
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館内の一角にある喫茶らくがき。
店の一面が大きな窓のため、開放的で明るい雰囲気。
さまざまな軽食が楽しめるほか、地元の陶芸作家さんの作品や特産品、かわいい手作り小物の販売もしています。
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この記事のライター

さくらママ さくらママ

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