2025年5月16日 更新

【元幼稚園教諭が教える】支援センターで会話に困ったら、こんなことを話してみよう!

支援センターでママ友を作りたいけど、どんなことを話したら良いのだろう?と悩むママも、気まずくならない程度に会話をしたいという方も、是非これを読んで支援センターに行ってみてくださいね。

③どこに住んでるんですか?

地域の支援センターといっても、意外と広範囲の人たちが集うことが多いので、最寄りの駅が違かうなんてこともよくあります。だからこそ、住んでいる場所が近いと大盛り上がりすること間違いなし!筆者は、自宅から少し離れた支援センターで出会った方が、とってもご近所さんだった!なんてこともありました。
家が近いと、病院はどこへ行っているのか、いつもお散歩でどのあたりを歩いているのか、どこのスーパーに通っているかなど、楽しめる会話が一気に増えますよね。家が遠い方の場合は、近くにどんな公園があるのか、どんなところで遊んでいるのかなど聞いてみると、穴場の場所を教えてもらえることもあるかもしれませんね。

④幼稚園と保育園どっちを考えていますか?

支援センターでは、この話題で盛り上がっているママさんたちをよく見かけます。保育園入園を考えているママ同士であれば、「どの保育園に希望を出す?」「いつ見学に行く?」「見学に行ってみてどうだった?」「お仕事は何をしているの?」など、情報共有も出来ます。

また、自分たちの仕事の話・職場復帰をするためにどんなことを準備しているのかなど、同じワーママとして会話が盛り上がります。「どうやって断乳しようか?」「自分で寝る練習はどうやってる?」など、これからの生活に向けて話をする中で、支援員さんがやってきて、アドバイスをくれるなんていう場面にもよく遭遇します。

逆に、専業主婦の方であれば、日中の子どもとの過ごし方を話したり、「お互い時間が空いてる時は一緒に公園で遊ばせましょう!」なんて話になることもあります。

⑤ママ自身の質問をしてみよう

ママになってから付き合う人や、支援センターなどではついつい子どもの話がメインになりますが、意外とママ自身の話で盛り上がることもあります!とはいえ、「あなたの趣味はなんですか?」などとママ自身の話をいきなり質問されても、少し驚いてしまいますよね。

ある程度子どもの話が終わり、”この人と話が合いそうだな”と思った時に、”あなたともっと仲良くなりたいな”という気持ちも込めて、ママ自身の話を聞いてみるのも良いでしょう。例えば、お洒落が好きなママ同士であれば、「その洋服とても素敵だね。どこで買っているの?」「ネイルがとても綺麗だね。お店でお願いしてるの?」など、ファッションの話で盛り上がれますよね。

ママになると、日常の服装は動きやすさが重視されてしまいますが、その中でコスパも良くてお洒落なお店を紹介しあったり、ネイルもセルフでとても素敵なデザインをされているママもたくさんいらっしゃって、女子会を思い出しながら楽しく話をすることができます。

また、漫画やアニメが好きな方は、鞄やポーチにマスコットをつけている方もいらっしゃいます。以前、支援センターで好きなアニメが同じ方がいらっしゃって、「続き読んだ?どうなると思う?」「誰が推しメンなの?」などと大盛り上がりをしていました!

趣味がある方は、みんなから見て分かりやすいようにつけておくと、共通の趣味を持っている方に見つけられやすいかな?と思うので、是非アピールすることをお勧めします!

利用前に知っておきたい基本マナー

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支援センターを気持ちよく利用するためのマナーをいくつかご紹介します。

  • 利用時間・ルールを守りましょう(基本、水分補給以外の飲食はできない施設が多いです)

  • 体調不良の時は利用を控えましょう

  • おもちゃの持込み・持ち出しは禁止されていることが多いです

  • 使ったおもちゃは元の場所に片付けましょう

  • 他の親子に配慮した行動を心がけましょう


  • 初めての利用時は、入口で「初めて来ました」とスタッフに伝えると、施設の使い方やプログラムについて丁寧に説明してもらえます。私も最初は緊張していましたが、「初めてなので教えてください」と素直に言うことで、スタッフさんもとても親切に対応してくれました。

    また、ほとんどの支援センターでは子どもから目を離さないことがルールになっています。スマホやおしゃべりに夢中になりすぎず、お子さんとの時間を大切にしましょう。

    支援センターは親同士の交流の場でもありますが、最初から積極的に話しかけなければならないというプレッシャーは不要です。まずは自分のペースで慣れていくことが大切です。私も最初の数回は子どもと遊ぶことに集中して、少しずつ周りのママたちと会話するようになりました。

    ぜひ気軽な気持ちで支援センターを訪れてみてください。きっと子育ての新たな発見や出会いがあるはずです。

    初対面の緊張感をほぐすコツ

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    支援センターでは初めて会う方との会話に緊張するのは当然のこと。「上手に話さなきゃ」「変な印象を与えたらどうしよう」という思いが先走って、かえって言葉が出てこなくなることもあります。

    この緊張感の正体は、実は「自分が評価される」という意識から生まれています。でも、実は相手も同じように緊張していることが多いんです。

    緊張をほぐすコツは、まず深呼吸をして肩の力を抜くこと。そして「完璧な会話」を目指すのではなく、ちょっとした一言から始めてみることです。

    子育て支援センターでよくある会話の悩み

    子育て中のママやパパが感じる会話の悩みには、いくつかのパターンがあるように思います。みんなの感じる悩みの傾向を知ると、自分だけではないと思えるので、少し肩の力が抜けるかもしれません。

    まず、育児に夢中で大人との会話が減り、会話力に自信をなくしているという方が多いです。私も第一子を育てていた時期は、「あれ?私、昔はもっと話上手だったはず…」と感じていました。また、「子育て以外の話題が思いつかない」という悩みも。毎日子どもと過ごしていると、ついつい子ども中心の生活になり、他の話題が思い浮かばなくなりがちです。

    さらに「相手の子どもと比較されたくない」「育児方針の違いで衝突したくない」「自慢と思われたくない」という心配から、深い会話を避けてしまうケースもあります。

    会話の悩みを解消するための考え方は?

    こうした悩みを解消するには、まず完璧を求めないことが大切です。支援センターは「育児のプロフェッショナル」や「おしゃべり上手な人」が集まる場ではなく、同じように不安を感じたり試行錯誤しつつ子育てをしている仲間が集まる場所です。

    「失敗してもいい」「会話が途切れたっていい」というマインドで臨むと、不思議と会話のプレッシャーが軽くなりますよ。

    まずは自己開示から始めることが信頼関係の第一歩です。「私も3歳の子どもがいて、最近イヤイヤ期で困っているんです」といった自分の状況や悩みを少し話すことで、相手も安心して話してくれるかもしれません。

    また、相手の話を「うんうん」と頷きながら聞く「傾聴(けいちょう)」の姿勢も大切です。支援センターでは特に、お子さんのことで悩んでいる保護者さんが多いので、例え自分の意見と違ったとしても、相手の考えを否定せずに受け止める姿勢が信頼につながります。

    支援センターでは出来るだけ避けたい話題

    支援センターに限りませんが、ママ友同士でいくつか避けた方がよい話題があります。ここでは、気まずい空気を作らないために知っておきたい会話の注意点をご紹介します。私も、元幼稚園教諭であり現役ママとして、多くの保護者同士の会話を見守ってきた経験があります。今回は、特に気をつけるべきポイントをお伝えします。

    避けたいデリケートな話題の例

    避けたい話題 具体例
    家庭の収入 「年収はどのくらい?」「家は賃貸?」
    夫婦・パートナー関係 「旦那さんは家事する?」「夫婦仲は良いの?」
    出産・妊娠の詳細 「次の子はまだ?」「自然分娩だった?」
    子どもの発達比較 「もう〇〇できた?」「まだオムツ?」
    上記のような話題は、触れられると困るケースがあります。例えば、家庭の経済状況や夫婦関係、子どもの発達の遅れなどです。私も現場にいた頃、そうした話題が出た時の空気の重さを何度も感じたことがあります。もし逆に、このような話題を振られてしまった場合は、次のような返し方をすると賢いと思います。

    1. 軽く受け流す:「ご想像にお任せします(笑)」などと曖昧に返す。
    2. 話題を変える:「そういえば、この前子どもと〇〇公園に行ったんですよ」など関連性の低い話題に切り替える。
    3. 質問返しで切り抜ける:「そちらはどうですか?」と質問を返す(ただし相手も話したくない場合は避ける)。

    楽しく支援センターを活用しよう!

    いかがでしたか?支援センターでなかなか気の合う方を見つけるのは難しいですが、子育ての情報を交換出来たり、悩みを共有出来たり…支援センターが良い息抜きの場所になることもあります。

    もしも、”行ってみたいけど、ママ友と上手く喋れるかわからない”と悩んでいる方がいれば、是非この5つの話題を相手の方に試してみてください。意外と共通の趣味があったり、悩みがあったり、共感できる話題があるかもしれません。

    ”この方とは合わないな”という方ももちろんいらっしゃると思うのですが、そんな時には、「あ、子どもが向こうで遊びたいみたいだから、行きますね!」なんて上手く都合をつけてその場から離れてしまえば大丈夫!上手く支援センターを活用して、母子共に楽しく過ごせる時間を見つけましょう。

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    この記事のライター

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