2019年9月3日 更新

入園・入学を機に考える、固定電話・携帯電話のメリット&デメリット

ママ友との連絡は携帯電話でいいけれど…。子どもが保育園・幼稚園・小学校に入る際など、多くの方が書類の電話番号欄を記入する際に迷ったことがあるのではないでしょうか…。

日常の連絡ツールと、連絡先はもう別物!?電話について考えよう

今や、「電話」と聞くと頭の中にはスマートフォンを思い浮かべる方が大半でしょう。そして、身内、ママ友、以前からの友だち、時には仕事にいたるまで、連絡手段は電話(通話)ではなくSNSがメインというケースがほとんどになっていると思います。

しかし、日頃の連絡や仕事場での“個人”としての連絡先を誰かに知らせる際には、なんのためらいももたない携帯電話の“電話番号”ですが、子どものことが絡んできたり公の場に出す書類としての“電話番号”を記入する際に、「本当に携帯電話の番号で良いのか?」「固定電話を引いた方が良いのか?」「携帯電話の番号を書くとしたら、パパの?ママの?」など、子どもの入園・入学などを機に”電話”について考えられる方も多いと思います。

保育・教育現場の現状と、それぞれのメリット&デメリットについて

私たちが子どもの頃は、小学校に入学をするとクラスごとに子どもの名前と電話番号が記載された連絡網をもらって、それを見ながら順番に連絡をまわしていったものです。(歳がバレますね…笑。)もちろん、どの家も電話番号は、固定電話の番号です。

しかし、今は、個人情報保護の観点などから、連絡網ももうほぼないのではないでしょうか。学校からの連絡も、メールやSNSから来ることが増えた時代です。

私は、過去数年、保育園や小学生関係の機関で働いていたことがあります。私個人でわかる範囲は少ないですが、同業の知人たちと話をしている際、“電話”の話題になったことがあります。一部の例ですが、参考にしてください。

保育園や学校の規模や公立か私立、立地などにもよってさまざまですが、私の知っている限り、保護者のほぼ全員が携帯電話・スマートフォンをもつこの時代でも、平均7割以上の家庭では、連絡先が固定電話になっていました。子どもの年齢が上がるほど、固定電話の番号が書かれている割合も上がっていたように思います。

電話番号として固定電話の番号を書き、緊急連絡先を携帯電話番号(優先順位をつけて)とされている家庭が多いですね。今も固定電話を使っている家庭が多いということに個人的には驚きました。

しかし、少数ながら、連絡先が携帯電話のみという家庭もあるので、やはり時代だなー、と感じたりもします。連絡先は、ママの携帯電話になっていることが多かったです。(緊急連絡先としてパパ。)共働きでも「子ども関係の連絡はママに」という家庭が多いようです。

固定電話には固定電話の、携帯電話には携帯電話のメリットそしてデメリットがありますね。ここでは、費用面などではなく、子育ての観点から、それぞれ考えてみたいと思います。

固定電話のメリット・デメリット

メリット

・保護者の在宅時間であれば、見忘れなどがないため連絡がスムーズにとれる。
・誰かが在宅していれば、電話に出ることができる。
・(主に小学生)子ども同士が連絡を取りやすい。互いに親を介すことで、(子ども用携帯などで子どもだけで通話をするより)親自身も安心感を得ることができる。
・子どもが電話のかけ方、受け方のマナーを身に着けることができる。
・(時と場合にもよるが)固定電話を引いていることで、信用を得やすい。

デメリット

・在宅していないと使えないため、緊急時に対応しにくい。
・子どもが一人、または子どもたちだけで在宅している際に不安が残る。(家庭のルール、電話機の設定の徹底が必要。)
・学校や警察、知人などを名乗っての悪質な電話の被害を受ける可能性が上がる。このような事例も含め、番号が表示されないものは親自身も慎重にならなければいけない。

携帯電話のメリット・デメリット

メリット

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piyoco piyoco

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