2018年9月5日 更新

疲れやすい部屋にしちゃってない?部屋の色使いで人間の気分はこう変わる! 〜カラーの力で居心地が良くなる部屋作り〜

色の心理作用を知ろう!自分の理想に近づけられる部屋の作り方とは

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こんにちは。料理研究家&心理カウンセラーのあゆみゅんです。
先日日本へ引越しをしたのですが、私は引越しの際に必ず決めることがあります。

それは"部屋の色"です。

「インテリアは○○色で揃えよう」
「気づいたら○○色ばかりになっていた」
「全く気にしていなかった」

皆さんそれぞれ違うかと思いますが、部屋の色次第で心理的に気分が変わる事をご存知ですか?

可愛いんだけど、落ち着かない部屋。好みではないけど、妙にまったりしてしまう部屋があるのは視覚から入った情報を脳へ送り、心に作用させているからです。これを心理学では「色彩心理」と呼びます。

今回は色の心理作用を説明しながら、自分の理想に近づけられる部屋の作り方を紹介したいと思います。

色の心理作用を知ろう!

視覚から入った色の情報が、どのような心理作用をもたらすかを説明していきますね。
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白▷清潔感、潔癖感、明るく空間が軽い。
アイボリー▷清潔感、白より少し暖かみがあり落ち着く。
ベージュ▷馴染みやすさ、心身が落ち着く。
茶色▷気分が落ち着く。
グレー▷中立、安定感がある。
黒▷高級感、威圧感、空間が重くなる。

黄色▷楽しい、元気が湧いてくる。
オレンジ▷親しみやすい、ポジティブになる。
赤▷積極的、アクティブになる。
ピンク▷優しい、ロマンチックな気分になる。
緑▷健康的、ストレスを和らげる。
水色▷開放感、マイペースになる。
青▷冷静沈着、集中力がアップする。


代表的な色を挙げてみましたが、各色全く違う心理効果が発揮されているのがお解り頂けたかと思います。

オフィスに青やグレーが多いのは心を安定させ、集中力を高める為。ファーストフードや牛丼屋さんに赤が多いのは、食欲を高めお客様の回転率をあげる為。グリーンの看板を使うのは、安全性をアピールする為なんです。

次はいよいよ理想の部屋作り!

理想の部屋にする為には?

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どんな心理効果がある部屋にしたいのかを先ずは考えてみましょう。

毎日帰ってくる家ですので多くの方が「落ち着く部屋」「居心地がいい部屋」「気分が明るくなる部屋」が理想なのではないでしょうか。

部屋のベースとなる「壁」は、自分の理想とする心理効果がある色にしましょう。

そして、アクセントに"自分の好きな色"を持ってきます。
アクセントとは、インテリアや小物などです。

自分の好きな色はどんな心理効果があるのかを調べ、その色では補えない心理効果がある色を第2のアクセントカラーにするのです。


例えば...
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こちら、我が家なのですが、ベースとなる壁は白になります。
そこに私が大好きな赤をアクセントカラーにしています。

しかし...赤には落ち着く効果はないので、第2のアクセントカラーに"冷静沈着になる青"を持ってきてプラマイゼロにしています。ベースが白といいますと、清潔感(潔癖)=緊張感がありますね。

白は明るいですが、暖かみが足りないので大型家具は全て"気分が落ち着く茶色"で統一し、緑の植物を大量に飾ることで清潔過ぎる白を和らげています。

電気の色は使い分けて!

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部屋の中で、動き回る場所は明るくなる白(キッチン、廊下、洗面台)、ゆったりする場所はオレンジ(リビング、ダイニング、寝室)にすると、落ち着き度がアップします。

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