2019年9月9日 更新

私はこうして乗り切った!筆者が体験した「つわり」とその乗り切り方

症状も様々であることから、ママによって千差万別と言われる「つわり」。筆者が体験した「つわり」とその乗り切り方を紹介します。

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新しい命を授かるということはとても幸せなこと。
けれど、幸せでおめでたいだけではすまされないのが“命を授かること”の重み。
そう、妊娠して最初に訪れるのが「つわり」です。

ママによって千差万別と言われる「つわり」。未だ「つわり」の原因は医学的には解明されていないと言われています。ママの体質は千差万別であり、「つわり」の症状も様々であることから、なぜ解明されていないのかが理解できるような気がします。

筆者が体験した「つわり」とその乗り切り方をご紹介します。
「つわり」体験談を知ることであなたにも気持ちが和らぐ瞬間が訪れたら幸いです。

1.食べても食べなくても

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とにかく胸や胃の辺りがムカついて気分が悪い…。筆者のつわりはどちらかというと「食べづわり(空腹時や食べ物を食べないでいると気分が悪くなる状態)」でした。実際に行った対処法をご紹介します。


①小さなおにぎりを作り持ち歩く
手軽なふりかけ、紫蘇昆布、梅干しなどお好みの具材を少量のご飯に添えて、ラップでくるんで小さなおにぎりを作り持ち歩きました。“気持ち悪いな”と思ったらパクっとひとかじり。食べ過ぎを避けるために、小分けにした小さなおにぎりを2~3個作り、食べるときには少しずつよく噛んで食べていました。

②天然水をしっかりと飲む
羊水をつくるためには水分が必要?!と言われることもあるようですが、脱水症状を防ぐためにボトル販売されている天然水を持ち歩きました。身体を冷やさないためには常温の天然水が最適ですが、胸の辺りをスッキリさせたいときには冷蔵庫で冷やした天然水や炭酸水(無糖)がオススメ。

充分な水分を補給することで、赤ちゃんにもサラサラな血液を届けることができます。また、便秘の予防や解消にも効果ありです。ただ、身体を冷やす原因にもなるので飲み過ぎも禁物。できるだけ常温で1日2リットルを目安にしてください。

③最終的には諦める
最終的にはとにかく、諦める。悟りのようですが、これはつわりの症状に慣れたときようやくできることかもしれません。食べても食べなくても何をしても気持ちが悪いんです。食べることで気分が和らいでもそれは一時的なもの。またすぐに気持ち悪さが沸き上がってきます。

そんなときにはひたすら「諦める」。一般的につわりが落ち着くと言われているのは安定期に入る16週目(妊娠5ヶ月)頃。今日から永遠に続くものではありませんのでどうかご安心ください。時には「この気持ち悪さをどうにかしよう」という気持ちに一旦諦めをつけて身体のリズムに従ってみてください。

2.倦怠感

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とにかく身体がだるい。身体を起こしていることがつらい。横になってもつらい。「私の身体の中で何が起きているんだ!?」普段アクティブな筆者を襲った倦怠感、職場でのその対処法をご紹介します。
①椅子に腰かけてデスクにうつ伏せになる
人目をはばかることなく、椅子に腰かけてデスクにうつ伏せになっていました。会社勤めをしているので日中はデスクワーク。通勤には電車を乗り継ぎおよそ1時間を要することもあり、出勤直後はとても倦怠感を感じました。ラッシュ時には座れないこともあるのでマタニティマークやフレックスタイムも活用しています。

②ソファーで横になる
幸いなことに職場には大きめのソファーが置いてあるので、倦怠感をひどく感じる時には優先的に使用させてもらっていました。「つわり=吐き気」という認識が広いため見た目だけではなかなか理解してもらえない「倦怠感」ですが、妊娠していることをできるだけ早めに伝えて理解者を得ることも大切だと痛感しました。心身ともに安定しない時期なので決して我慢しないで。

③「育児短時間勤務」制度を利用する
「育児短時間勤務」という会社の制度を利用しています。産婦人科医で「母性健康管理指導事項連絡カード」というものを発行していただけますので、そちらを勤務先に提出することになります。妊娠初期のつわりの症状だけでなく、中期~後期に陥る可能性のある症状に対しても有効です。

勤務時間の短縮や負担の多い作業の制限など、内容が細かく分類されているのでお医者様と相談しながら該当する指導項目にチェックを入れてもらってください。ワーキングママは特に、「無理しない癖」を最初の段階で身につけておいてくださいね。

3.これって鬱なの?

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倦怠感と共にやってきたのは、とても憂鬱な感情。よく言われるマタニティブルーと言うような“不安感”のみならず、とにかく上から床に向けて身体とポジティブな感情をぐーっと押さえつけられるような不思議な感覚でした。
①思いっきり涙を流してみる
感情に押し潰されそうなときは抱き枕やぬいぐるみに抱きつき感情に任せて流れるままに涙を流しました。幸いにも感情には“波”があるので、耐えしのげば何事もなかったかのように引いていくものですよ。妊娠したこと、ママになることによる変化が身体だけではなく精神的な部分にもストレスを与えています。様々な感情が交錯する時期です。我慢しないでどうしようもない気持ちを感じて思いっきり涙を流してみてくださいね。

②妊娠経験者と情報を共有する
妊娠経験のある友人に話を聞くあるいは聞いてもらい情報を共有する。話したい人と話したいことを話すことで気持ちが楽になることもあります。一人で抱え込まないで誰かに頼る気持ちを持っても良いのです。ただ、気分が優れないときにはそれすらも負担になることがあるので決して無理はしないでくださいね。

③側にいるときにはパートナーに黙って抱き締めてもらう
筆者は遠距離恋愛から妊娠、婚姻に至ったので今もパートナーとは別居生活を送っています。離れていようともつわりのつらさを夫婦で共有することはとても大切です。何をしてもらうわけでもなく相手の温もりを感じられる時間が1日の終わりにあっても良いですね。

まとめ

さて筆者のつわり体験談いかがでしたでしょうか?症状は人によって様々。どれかひとつでも、ためになる乗り越え方があれば幸いです。

つわりは安定期を過ぎる妊娠5~6ヶ月頃には落ち着くと言われています。つわり真っ只中のママさんたち、つわりは必ず終わります。

妊娠中は無理されないよういつもより自分で自分の身体を労ってお過ごしくださいね。





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yasco yasco

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