2019年8月22日 更新

子どもの歯科矯正とは?必要性と小さい頃から気を付けておきたいこと

歯科矯正はお金がかかるので、なかなか決意できないママに伝えたい!歯科矯正の必要性や費用と共に、我が家の長男の経験をまとめました。

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矯正治療には、第一治療期(3~10歳)と、第二治療期(中学生以降)があります。
第一治療期は乳歯、第二治療期は永久歯に対する矯正治療の期間のことを言います。
① 第一治療期(3~10歳)  30~50万円以上
② 第二治療期(中学生以降)70~100万円以上
あくまでも相場・目安のため、歯の状態や矯正装置などによって費用が大きく変わります。

原則として歯科矯正は健康保険の適用外です。ただし、矯正治療にかかった総費用と通院のための交通費の合計が、1年間で10万円を越える場合は医療控除の対象となります。領収書などは捨てずに保管しておきましょう。

歯科矯正をしなくて済むために、小さい頃から気をつけること

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①口を閉じて、奥歯でしっかり噛むことを心がける
②柔らかいものばかり食べない
③あごの発達を促すものを食べる(例えば、するめ・おしゃぶり昆布・ぬれ煎餅など)
④指しゃぶりをしない(出っ歯・前歯のすき間・噛み合わせが悪くなる)
⑤口呼吸をしない(舌が正しい位置ではなくなり、歯を押すために出っ歯や、歯と歯の間にすき間ができる)。口呼吸の原因がアレルギー性鼻炎、アデノイドなどであれば治療する。

【体験談】我が家の長男も歯科矯正中!

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長男は小学校2年生から歯科矯正を始めました。少し”受け口”であり、その原因は上あごが狭いことでした。歯科で、永久歯がきれいに並ぶ確率を予測してもらったところ、上は5%で下は50%と言われ、矯正を決意。

まず、上あごを広げるための取り外し可能な装置を付けました。装置の費用は約10万円、毎月の診察料は3千円。半年くらい経過したところで、上あごの広がりを私でも確認できました。上あごに引っ張られて下あごも開けば、下の装置は不要となるそうです。下あごの発達も促すように、奥歯でしっかり噛むことや、食べ応えのあるものを食べさせるように言われています。

今後、さらに上あごを広げるために装置を新しくする必要があるそうです。順調にいけば、あと1回上側の装置を購入し、あとは経過観察に。ただ、下あごの広がりが悪ければ、下側の装置も必要となります。

まとめ

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歯科矯正は費用が高くてなかなか決意することができません。しかし、歯並びは親の遺伝の要素もあり、親が子どもにしてあげられること。歯並びは親の責任と言われることもあります。

長男の受け口が改善され、歯科医に永久歯がきれいに生えるスペースができてきたと言われるたびに、歯科矯正をはじめて良かったと思います。

歯科矯正は大人になってからでも可能ですが、子どものうちに始めるのがおすすめだと言われています。乳歯がすき間なく生えている、あごが細い、受け口気味である、両親や祖父母に歯並びが悪い人がいる場合は要注意!パパや歯科医と話し合い、この機会に歯科矯正についてじっくりと考えてみませんか?
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ココロ♬ ココロ♬

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