あの定番料理、実は「ささみ」でもイケるんです！昼＆夜におすすめアレンジレシピ♡

鶏肉の部位の中でも、群を抜いて安い「ささみ」。スーパーの売り場では、100g50円以下で見かけることもある、節約食材の代名詞とも言える存在です。きっと、冷凍庫によくストックがあるというご家庭も多いはず。

でもそれと同時に、脂肪分が少なくてヘルシーなささみは、「パサパサしている」「メイン料理にするには、他の部位と比べて物足りない…」なんてイメージも色濃いもの。そのためか、冷凍庫にささみしか手持ちのカードがないときには、「今夜のごはん用に、何か追加で買ってこなきゃ…」なんて考えに至りがちです。

でも、ちょっと待って！実は、みんなが大好きなあの定番レシピの中にも、もも肉やむね肉を「ささみ」にチェンジして作れるものがあるんです！そこで今回は、お昼ごはんと夜ごはん、シーン別におすすめな「ささみで美味しいレシピ」をお届けします♡

【ささみで♡昼レシピ】育児の合間にパパっとできる！お手軽『親子丼』

午前中の用事が終わって、ほっと一息つけるお昼ごはん。午後も元気いっぱいに過ごすためにも、美味しいごはんでしっかりパワーチャージしておきたいところですが、育児に追われながらのごはんの準備って結構ハード！そこで助かるのが、洗い物も少なくて済む「丼メニュー」です。

今回はそんな丼ものから、一般的には鶏もも肉で作ることの多い『親子丼』をささみチェンジするレシピをご紹介します！

【材料】（2人分）
・ささみ　…　4本
・玉ねぎ　…　1/2個
・卵　…　2個
・三つ葉や豆苗など（飾り用） …　適量
[A]
・みりん　…　大さじ2
・砂糖　…　小さじ1
・しょうゆ　…　大さじ2
・顆粒だし　…　小さじ1/2
・水　… 100cc

【作り方】
①ささみは筋を取り一口大に、玉ねぎは薄切りにする。
②フライパンに①と[A]を入れ、5分ほど煮る。
③②に溶き卵を回し入れ、半熟になったら火を止めてふたをして1分ほど蒸せばできあがり！最後に、三つ葉や豆苗などを飾りつけると、彩りもきれいに仕上がります。

【ささみで♡夜レシピ】気分はガッツリ揚げ物！そんな日の『チキン南蛮』

子どものお風呂も終わって、パパもお仕事から帰ってくる夜。一日頑張った自分へのご褒美にも、夜ごはんはちょっとガッツリいきたいもの。

でも「ささみって脂が少なくて、あっさり料理にしか使えないんじゃない！？」そんな風に思っていませんか？…そうだとしたら、勿体ない！ささみだって、調理法ひとつで、パパも大満足の食べごたえ十分な一品に大変身するんです。

そこで今回は、サックサクの衣と、砕いたゆでたまごの食感がたまらない「チキン南蛮」をささみチェンジしちゃいましょう！

【材料】（2人分）
・ささみ　…　4本
・卵　…　3個
・小麦粉　…　適量
・揚げ油　…　適量
・玉ねぎ　…　1/4個
・大葉　…　2枚

[A]
・マヨネーズ　…　大さじ3
・塩コショウ　…　少々

[B]
・みりん　…　大さじ2
・砂糖　…　大さじ1
・酢　…　大さじ2
・しょうゆ　…　大さじ3

【作り方】
①ささみは筋を取り除き、開いて塩コショウで下味をつける。
②[B]の調味料を混ぜ、南蛮ダレをつくる。
③卵1個を茹で、玉ねぎ、大葉とともにみじん切りに。[A]の調味料と和えて、タルタルソースをつくる。
④①のささみに小麦粉をまぶし、溶き卵（卵2個分）をくぐらせ、180度に熱した油で両面が色づくまで揚げる。
⑤揚げ終わったら、油をよく切り、温かいうちに②の南蛮ダレに絡める
※南蛮ダレの残りはとっておき、後からチキンかけても美味しくいただけます。
⑥最後にタルタルソースをにかければ、できあがり！

眠らせておくのはもったいない！冷凍庫のささみは、立派な主役食材です♡

主菜となる鶏肉料理といえば、ももや胸、手羽先などが王道ですが、今回ご紹介したように、ささみだって、その中に入れるポテンシャルを十分に秘めた食材です。「味気ないけど、ダイエットのために仕方なく食べる」「節約のために、今夜はささみで我慢…」そんな考えは今日で終わり。これからは、「敢えてささみで」メイン料理をお楽しみください！